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2022.08.27 阿南〜東洋町生見

※2022年9月にTwitterに投稿した内容を加筆修正

高松〜阿南:輪行

 この日はまず高松から阿南(徳島県)まで輪行。朝6時に高松駅に着き、自転車を分解する。駅前の一等地にあるJRクレメントインは素泊まりで1泊9000円、内装は綺麗。普段の1人での自転車旅ではゲストハウスや格安のビジネスホテルを選ぶことも多く、高めのホテルに泊まることは少ない。

 高松~徳島を特急うずしおで移動。この区間の列車に乗るのは初めて。この当時は10万人あたりのコロナ感染者数が全国47都道府県中、徳島県で一番多かったので感染対策には気をつける。

 板野駅にて普通列車とすれ違い。

 吉野川を渡る。

 徳島駅で乗り換え。2019年にもここには自転車で来ている。特急が朝の時間帯はないため、この先は阿南まで普通列車に乗る。

 徳島県は「電車」が走っていないため、見かける車両もすべてディーゼルカー。徳島を過ぎると田園風景が広がり、40分ほどの乗車で阿南駅に到着。

 阿南駅。「徳島バス室戸行き」の出発案内がJR側の電光掲示板にある。徳島バスの一部区間ではJRの乗車券をそのまま使うこともできる。

阿南〜道の駅日和佐

 STIレバーの不具合で変速がとてもしにくいが、なんとか出発。国道55号を南下していく。最後はループ橋で終わっている、未完成?のバイパスがあった。

 途中で国道55号を離れ、海に少しでも近い道を走ろうと徳島県道26号へ。瀬戸内海沿いでは見かけない大きな津波避難タワーも見かけた。

 やや狭いトンネルを抜けて伊座利方面へ。

 県道は途中から通行止めだったので迂回。 迂回路もなかなか楽しい。

 道路上にも大きい看板があったお水大師へ。狭い道の行き止まりにある。

 美波町阿部にて。鹿通行禁止、と書いてあるのだがこの辺の鹿は文字が読めるのか?

 潮吹展望台で昼食休憩。景色を一望しながらコンビニおにぎりを食べる。

 美波町由岐にて。ボトルが空になったのでここで水を補充。曇ってはいるが蒸し暑い。

 美波町由岐〜木岐の間。カニに注意の標識は他の場所ではあまり見かけない。このあたりでは道路をカニが横断することがある。

 徳島県道25号へ。とても狭い道だった。小屋に今は現存しない、小松島〜大阪南港間のフェリーの広告があった。当時は毎日3便運行していたとのこと。

 予想外に険しい道だった。苔が生えていて滑りやすい。ここでJR牟岐線の下をくぐる。日和佐まではもう少し、海が見えて眺めがいい。

 美波町日和佐にて。ウミガメが有名なのか、橋にも石像が設置されている。道の駅日和佐で途中休憩する。

 JR切符で徳島バスに乗ることができるという案内。本数の少ないローカル線では有効な策。

 蒸し暑いのでソフトクリームを食べる。

南阿波サンライン〜東洋町生見

 南阿波サンラインへ。いきなり急な上り坂が始まる。もちろん登りきったあとは眺めもいい。

 南阿波サンラインは太平洋を一望しながらの快適な道だった。急な下り勾配、9.75%との表記。

 南阿波サンラインには展望台も途中にあり、休憩できるようになっている。元有料道路なのもあって観光に適した贅沢な造り。

 南阿波サンラインが終わり、牟岐町中心部へ。ここからは国道55号で西へ向かう。

 牟岐町の国道55号。トンネルの横には旧道も発見。ずっと曇りだったがここに来て晴れてきた。

 阿佐海岸鉄道のDMVも発見。本数が少ないのに偶然、モードチェンジの瞬間を見ることができた。駅の自販機もDMVのイラストで、この新しい乗り物が注目されているのがわかる。

 海南〜宍喰の間。この日の目的地の高知県東洋町まではあと少し。夕暮れが近づいてくる。

 道の駅宍喰温泉へ。四国一周スタンプラリーのスタンプも押印。建物の内部に入ると鉄道モードの状態のDMVの模型が走っていた。世界初なのもありDMVを道の駅でもお土産や展示などで推している。カラーリングがドラえもんにしか見えない…

 国道の旧道へ。宍喰の街中を通る道で、しばらくすると海沿いに出る。このあたりまで来ると空も少しずつ暗くなってきた。

 現道に合流し、高知県へ。ここからは宿まで国道55号を走る。

 宿に荷物だけ置いて夕食へ。レストラン併設の宿だったのだが、この日は休業で外に食べに行くしかなかった。2km先でハンバーガーを食べられる場所を見つけたので、そこに行くことに。

 真っ暗な国道55号を走って宿に戻る。途中にコインスナックの店を見かけたが、稼働していない自販機も多い。飲み物とお菓子は手に入るのだが、カップ麺やコンドームの自販機は動いていない。

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