2022/12/10 興居島

 前日は飲み会が遅くまであり、午前3時に帰宅し寝たのは3時半。もちろん次の日は午前中は動けず、それでも午後から40kmほど走りたいと思って楽しそうな場所を探した。そこで、以前から気になっていた「興居島」に行くことにした。フェリー乗り場まで松山市街地(市駅周辺)から10km、興居島一周20km、松山市街地まで戻るのに10km、ちょうど良さそうな距離。

 14時過ぎに高浜駅に到着。早く着きすぎてしまったのでフェリーの出発を待つ。フェリーに乗っている人の中では若い女性が多かったのだが、どこかの学校行事だろうか?

 14時40分出航。

 この日は折り畳み、DAHON Speed RBでサイクリング。いつものグラベルロードで行ってもよかったが、瀬戸内海の小さな島だとミニベロの方が似合う気がする。

 振り返ると高浜の街並み。

 Pixel 7 Proのズーム機能を試してみる。ズームしても画質はほとんど劣化せず、一眼との違いも望遠では小さく感じる。画像中に写っているフェリーは「松山・小倉フェリー」。今年は10月と11月に乗ったが、布団で寝ている間に九州に到着するという便利な乗り物で使い勝手がいい。

 興居島は「ごごしま」と読む難読地名。

 13分の乗船時間。ちなみにシーカヤックで興居島に渡ったことも以前あったが、梅津寺から興居島まで片道1時間ほどかかった。

 CPodのレンタカー。ガソリンの輸送の問題もあり、温暖な地域の小さい島では今後、超小型の電気自動車の普及が本土よりも早く進むのではないか。大分県の姫島でも似たようなものがあった。
 実際に小さな島ではガソリンスタンドがないため本土までフェリーで車を輸送して給油することもあるのだとか。その不便さが電気自動車化で改善される。有人島で電気の通っていない島はさすがに日本国内では存在しないので。

 フェリー乗り場周辺の風景。青空が広がる。

 ここも松山市の範囲内ではあるのだが、フェリーで来たというのもありどこか遠くに来たかのようだった。

 興居島や松山・愛媛の土産物を販売している自動販売機。コーヒーやみかんジュースなどがあった。

 さて、興居島を一周し始める。

 まずは島の南に向かう。左には松山の市街地が見える。

 泊という集落を通過。

 

 興居島の最南部。同じ松山市とは思えない静かな港だった。

 景色のいい高台へ。松山の港が一望できる。

 急坂が続き、標高は100m超え。

 とても狭い道になる。ロードバイクでは走りにくいような路面状況。グラベルロードやクロスバイクの方が良いかもしれない。

 12%程度の坂が普通にある。イメージしていたよりも険しい道だった。

 みかんの栽培も行われている。

 気持ちよく走っていたら徐々に空気が抜けていく。停車すると空気が完全に抜けてしまった。ここでパンク修理。

 15分くらい修理に時間をかけて、その間にも日没が近づく。急がないと暗くなる。

 興居島西側の鷲ヶ巣海水浴場周辺。

 

 島の北側を目指す。

 このあたりで日没の時刻を迎える。

 由良地区農道竣工記念碑。この道ができるまでは興居島は車で一周できなかった。

 アップダウンの激しい道を走破し島の東側へ。ここからは民家も増えてくる。

 17時過ぎにフェリー乗り場到着。20kmほどの興居島一周が終わり、商店で飲み物とお菓子を買ってフェリー乗船まで休憩。時刻表が大きく書かれておりわかりやすい。

 レンタサイクルもあった。

 フェリーで松山へ。

 13分の船旅。仕事を終えた建設会社の軽バンが乗ってきて、乗用車も数台載せて出発。

 客室は小さいながらも備えている。暗いので何も見えない。

 真っ暗な道を10km走り松山市街地へ。

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