昔話に花🌸が咲く（田舎の初盆）

今年　我が家は初盆である。
姑が　昨年亡くなり、私達家族が初めて　初盆を仕切る事となった。

田舎の人は義理堅く、きちんと他人の初盆を覚えており、今朝は隣のお婆ちゃんが　杖をつきながらお参りにみえた。
まず仏壇を一睨み「うん、きれいに祀っておる。粗末にしておらん。感心感心。」とお褒めの言葉。なにか嬉しい😆
「ここの家は昔、お爺さんが牛を飼っていてな、朝からモ～モ～啼いて　それが目覚まし時計替わりよ」とのたまう。
しかし彼女は　余所の地域から嫁いで来たはず？まぁいいか。
寛容が　人付き合いの秘訣。

お婆ちゃんが「モ～モ～」と言っている時に「おる？」ガラリと玄関扉が開き、向かいのお爺さん登場。
「あら！来ちょったんね。」言いつつ　案内も乞わずあがってくる。
田舎あるある。寛容が大事。

「ここのお婆さんも　八十八で逝ったか。運動が足らんかったな、グランドゴルフ⛳に　来んかったもんな。」「あんたは　こないだグランドゴルフをしていて、熱中症になって救急車で運ばれたがね。」
「ワシは九十まで生きて、初めて救急車に乗った！なかなか親切で、運転も上手い！」
タクシーじゃないよ。

お爺ちゃんとお婆ちゃんは　姑の事はそっちのけ、お茶🍵を飲み、近所の噂話、昔話etc.
二時間ほど語り合い、持参した香典を持ったまま、上機嫌で帰って行った…
まぁいいか　ね❗お義母さん。