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#1 英語力0から結果を出すための英文法&確認テスト:まずは品詞理解

▶この記事を読むと、「品詞、名詞、代名詞、動詞、主語、目的語、冠詞」についてわかります。

この記事はvoicyで配信した「Fujiの英文法」をまとめたものです。英語をゼロから学んでいきたい方に向けて、「これだけは知っておかないと困る英文法」だけをギュッとまとめて解説します。英語の土台を固めますと、よりスムーズに「実践的な英語学習」を進めていけます。

逆に言うと、実践的に使わない、文法書の端っこに書いてあるような細かいことは説明しません。それは時に細かすぎてしまい、スムーズな学習進捗の妨げになってしまうこともあるからです。文法は何でも知っているけど、実践的に英語は使えない、という状態を目指している訳ではないと思います。実践的に英語を使える、試験でも結果を残せるようになるための文法解説です。

この1つのnoteだけで文法が完結することはもちろんなく、1つずつ各文法項目をまとめていきますので、順々に学ぶのもいいですし、苦手なところから学ぶのももちろん良いと思います。

解説だけでなく、note限定の「確認テスト」で理解度のチェックができます。回答に対してのフィードバック付きですので、voicyですでに学習済みの方もぜひトライしてみてください。

音声での解説もご視聴いただけます。音声解説をご希望される方は、voicyにて「2021年3月分」のプレミアムリスナーにご登録お願い致します。500円で「英文法 #1」に加え、当月分のプレミアムリスナー限定放送をすべてご視聴いただけます。

noteで学んでからvoicyをご視聴されるのもよし、voicyを聴いてから、または聴きながらnoteで内容をご確認されるのもよし。お好みの方法でご利用いただけますと幸いです。
>>だれでもMBA English

---↓↓voicy : チャプター1↓↓---

Fuji流英文法

最近、ありがたいことに「まだまだ英語ができないけれど、Voicyを聴いて英語に興味を持ちました」という声を多くいただきます。

そういった「英語をゼロから始める人に向けて、何か自分にできることはないか」という思いから、「英語の土台となる英文法を学びやすいかたちでお伝えしてみてはどうか」という考えに至りました。

英語のルールを学ぶことで、「洋書"7つの習慣"、読んでみようかな」とか「好きな洋画を見てみようかな」とか「英語の音楽、聴いてみようかな」とか......もっと英語の世界が広がっていくのではないかな、と思ってます。

実際に対面授業でも解説している Fuji 流英文法は、一般的な教科書や文法書のように、順序通りに全ての項目を説明するかたちではありません。
「実践的に英会話や資格試験で使える本質的な内容」にのみフォーカスして、かみ砕いて説明していこうと思います。

より実践的な文章の中で、おさえておきたい文法を見ていきましょう。
「ある程度文法はわかっているよ」という方も、おさらいとして使っていただけるのではないかと考えています。

---↓↓voicy : チャプター2&3↓↓---

voicy文法1-2_03:23:2021

■ 品詞ってなに?

そもそも「品詞」ってなんぞや?の説明から。
ぼくが実際にわからなかったから、ゼロからていねいに説明していきますね。

「品詞」は、名詞、形容詞、副詞など文の要素の総称。名詞や形容詞、動詞などの文の要素をまとめて「品詞」と呼びます。
お酢、砂糖、お醤油などをまとめて「調味料」と呼ぶみたいな感じですね。

何がしょっぱくて、何が甘いのか、など調味料を理解せずに料理をおいしく作れないのと同様に、品詞がわからない状態で英語を学んでいくのはとても難しいです。逆にここの土台がしっかりするとそのあとも学びやすくなっていくはずです。

料理を作る際に一番楽しいのはやはり作っているときであり、何がしょっぱいのかという調味料を学んでいる時ではありません。英語でも、やはり楽しい時というのは実際にコミュニケーションしている時であり、最初の文法理解、品詞理解というのは面白い部分では決してないですが、未来の楽しさを味合うために欠かせない部分なので、1つ1つ進めていきましょう。

それぞれの文がどの品詞で構成されているかを理解することで、文の土台をとらえることできます。品詞だけを勉強してもあまり面白くないので、実際の例文を通して、それがどのような英文構造になっているかを紐解きながら学んでいきましょう。

では、次の例文で、さっそく品詞を見ていきましょう!

■ 品詞:名詞、代名詞、動詞

文法1-1

は「こと」とか「もの」を表す「名詞」、さらに細かく言うと「代名詞」になります。代名詞とは、「私」「これ」のように実際の名前を置きかえている名詞のことです。
love は「〜する」というアクションを表す「動詞」です。
you は I と同じく「名詞」であり、「代名詞」です。

このように、文を品詞に注目して1つずつ分解していくこと「品詞分解」と言います。これからの実践的な英語力を身につけるために、意味がわかることも大切ですが、英文を見た時にそれぞれを品詞分解していけるととてもGoodです。

次に、英文で基本となる「文の要素」についても見ていきますね。

■ 文の要素:主語、動詞、目的語

文法1-2

動作の主体を表すもの「主語」と呼びます。誰がその動作をするかが主語、この文では動詞 love という動作の主体が ですので、I が「主語」になります。
動作の目的となる対象物「目的語」と呼びます。この文では動作 love の対象物が you ですので、you が目的語になります。

ここで、よく耳にするSVOについても触れておきます。
まず主語は英語で Subject ですので、その頭文字をとって S と表されます。同様に動詞Verb の頭文字 V目的語Object の頭文字 O で表します。

---まとめ---
・I    :名詞、代名詞であり主語S
・love: 動詞V
・you : 名詞、代名詞であり目的語O

■ 英文はS+Vで始まる

英文は基本的にS+Vで始まります。
これ、すごく大事!基本的に英語はSV、主語動詞の順で伝えていく言語であることを理解しておきましょう。簡単なようでとても大事なことです。

英語は最初に「誰が何をするか」をバシッと伝えるストレートな言語。対して日本語は、文末に動詞を置き、最後まで聞かなければ何を言いたいのかわからないですよね。
なので、日本語を直訳して英語にしていくのにはムリがあるのです。

■ よく使う主語

よく使われる主語について、以下にまとめておきます。

I 私
We   私達
He 彼
She 彼女
They 彼ら
It それ
This これ
That それ

---↓↓voicy : チャプター4↓↓---

voicy 文法1-4_03:23:2021

■ 冠詞

では、次の例文で冠詞について見ていきましょう。

文法1-3

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