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気づいてほしい

人手不足だ。
仕事内容が過酷すぎるから、というのはもうわかりきっている。
だからこそ、今までにない次元の変化が必要だということに気づいてほしいものだ。

なぜ仕事が過酷なのか。
原因はたくさんあると思うが、その一つが『フォローしてくれる人材の余裕がない』からだと思う。

大昔、産休は3ヶ月であった。
私の時代は1年。
今は3年。
2人連続して出産すれば6年の産休、育休を取ることができる。
育休後復帰すると、時短勤務が可能で、遅出や早帰りもできる。
少子化を防ぐためには本当に恵まれていると思う。
私は子育ての楽しさも辛さも経験してほしいから、産むことができる状況にある方々には是非、この制度を活用してほしいと思う。そのためのフォローならいつでも引き受けてきた。

しかし。
そろそろこのフォローのために非正規雇用を頼るのは限界なのではないかと思う。
もうどこでも人が足りないのだ。
最初から各職場に余裕な人材を正規で雇っておく必要があるのではないか。

それが学校現場なら副担任制を行うとか。役所ならサポートスタッフを置くとか。

先日妊娠した同僚が、人手不足なのに申し訳ない、と言っていたのが心に刺さる。そんなこと言わせる社会では悲しいではないか!
もちろん私は、「妊娠おめでとう。できることがあったらなんでも言ってね。」と彼女にエールを送った。

仕事を休むことになるのは出産だけではない。自身の病気や家族の介護だってある。

そんなこと言っても正規でも人は集まらない、という声も聞こえそうだけれど。
正規のフォロー人材が増えれば1人あたりの仕事はかなり減ると思うのだが。それがまわりまわって労働環境改善になるはずだ。

と、どこにも届かないけれどここに呟いてみる。

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