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亡き父との思いでのひとつ

父は16年前に他界しています。17回忌済みました。
小中学校時代、少しではあります父は気まぐれで切符(主に軟券が多かったが)を残してくれていました。数は少ないですが、父の故郷の四国には南海フェリーをよく使っていました。私の小学生の絵日記にも当時まだ南海汽船だった時代のスケッチがしてあるのを今も残しています。

私は興味をもって鉄道以外の船などの切符を集め出しましたが、

昭和55年 A型硬券 緑自社地紋 2等 一般式  電鉄連絡 小松島港

正直この一枚を残してくれていなかったら、鉄道の切符にしか興味は向いていなかったと思います。

船にもこんな硬い切符があるのか(当時)・・・
思い出の一枚です。

私も段々亡き父の年齢に近づき、考えさせられるものがあります。

若い時代は、ずいぶん生意気に反発していたこともありましたが、家庭をしっかり守った父に、今では尊敬しています。

私は良い夫、父にはなれてはいません。15年前と今年、脳梗塞になり、身体の一部に障害もあり、心身ともに万全ではないのです。
父は私が最初の脳梗塞でダウンする前年に亡くなりました。
息子のこんな姿を見たくなかったのかな? でも天国からどのみち見ているのでしょうね。

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