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北海道 乗り残したままに

北海道には学生の頃と、現在の妻との若き頃の旅行で6回ほど訪れていますが、平成12年までにJR北海道(国鉄時代含む)の殆どは乗っていまして、下図に示す合計350Km余りを乗り残していました。

北海道内 乗り残し区間 2000年  無料白地図使用

昭和59年に20日間に渡って旅をしたときに、殆ど乗った訳ですが、上記の区間は乗っていませんでした。

ちなみに、第一次廃止対象線区と言われた、今はなき炭鉱線を含む何十線もほぼ全て乗っています。
羽幌線、天北線、興浜北線、興浜南線、美幸線、深名線、名寄本線、渚滑線、湧網線、相生線、万字線、幌内線、歌志内線、上砂川支線、札沼線(新十津川まで)、標津線、池北線、士幌線、広尾線、日高線、石勝線(夕張も)、岩内線、胆振線、瀬棚線、江差線
思いつくまま書きましたが、既に廃止された線区は沢山あったのだなあ、と改めて思います。まさか本線ごと廃止される線区が出るのも衝撃でした。
これより早く廃止されています白糠線、登川支線、根北線などは未乗です。

もう少しなので乗り残し区間は、いつかの機会に乗ってしまいたい、と昔はは思っていたのですが、その後も廃止問題は続き、上図で残っているのは、沼ノ端~志文、山部~新得(上落合信号場~新得は石勝線との二重戸籍)ぐらいです。そんな中、富良野~新得も廃止協議が進み、沼ノ端~岩見沢もこの先危ない状況になる可能性があり、このままでは、乗りに行かざるして北海道制覇になってしまうかも知れません。

ちなみに海峡線も乗っていないのですが、在来線は実質は貨物と臨時列車のみとなったようです。

あとは未乗の北海道新幹線ぐらいですね。もういい年齢にもなり、乗る機会、気力、財力があるかは微妙です。

赤字ながら細かく線区があり、一日数人しか乗らない駅にも駅員が居り切符を売っていた時代は懐かしい昔になってしまいました。

今の若い乗り鉄の方々に、昔の細かい線区乗車の攻略とか計画の苦労(といってもそれが楽しいところ)をお伝えしたいですし、何よりその景色、旅の楽しさを味わってもらえていたら、もっと鉄道ファンも増えていたのでしょうね。

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バス船舶硬券切符研究会
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