リスクテイカーになれるか、なれないか

みなさん、こんにちは。ふぐ子です。

50代にもなると、旦那に飽きるのか呆れるのかわかりませんが、周りの既婚女性から、年下夫であることを羨ましがられることが増えます。

実際は羨ましがってるんでもなんでもなくて、気持ち悪がられていることも多分にあると思いますし、羨ましい通り越して、嫉妬の牙を向けられていることもあるでしょう。しかし、どんな表情でどんな言葉を言われても「So what?」です。なぜなら言われることに慣れるからです。まるで静かな草原に佇んでいるかような、穏やかな気持ちで受容できます…。

因みに、最もよく言われるのは、年下男性と結婚できたのは、私が実年齢より若く見えるから、という類のものですが、私はこれを言われる度に、心の中で以下の質問をしていました。

あなたが仮に見た目年齢マイナス10歳だとして、16歳年下の男性と結婚する決断、できますか?

家族に大反対され、彼は勘当されてしまうかもしれない。幾多の困難を乗り越えてやっと結婚しても、彼がさっさと若い女の子と浮気するかもしれない。70歳くらいで捨てられて、あなたは何もかも、なくしちゃうかもしれない。どんなに頑張っても、彼の子供を産めないかもしれない。

これらのリスクは、10歳若く見えようが、20歳若く見えようが、もっと言えば年の差関係なく、ありえるリスクです。でも、なぜか自分がはるか年上だと、ネガティブな「たられば」ばかりを考えて、決断する勇気が持てなくなってしまう。これは、女性が年上の年の差婚あるあるです。

確かに見た目は大事です。若々しさはないよりある方がいいし、美しさもないよりある方がいい。彼にとって、魅力的な女性でなければ、始まる恋も始まりませんから。でも見た目の話より、今日あなたに伝えたいのは、

リスクを受け入れるものだけが、その運命を引き寄せることができる。

ということです。

年の差婚をする決断ができるのは、リスクテイカーだけです。そして、そこにあるのは覚悟。この先の人生で想定される、あらゆるシナリオに対応できる覚悟があるから、リスクがとれるのです。自信?そんなものはいりません。覚悟を決めて、勇気の翼を付けて飛ぶんです。

見た目の美しさ若さなど、そんなものはいずれ失われます。というか、今もう既に失っています。彼が甘い言葉を囁いてくれているかもしれませんが、客観的にはそうです。残念ですが。

でも安心してください。結婚したら、毎日顔を合わせるので、老化が進んでも良い意味で夫も見慣れてくれます。なのに自分ばかり気にして騒ぐから、夫が気づいてしまうのです、あなたの老化に。寝た子を起こしてはいけません。淡々と魅力的であろうとする努力を続けるだけでよいのです。

最後にとっても簡単で、誰でも知っているけれど、つい忘れがちな事を言います。究極の若見えは、『笑顔』です。笑顔は、あなたの口角を上げ、若々しく見せます。だから、どんな時も笑顔を忘れずにいてください。彼はあなたを女神だと思っているはずなのですから。

それではまたお会いしましょう。




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