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タレントという人たち〜進化?退化?

現在、土曜日の朝6時過ぎです。
騒々しいんですw
TBSラジオ「土曜朝6時 木梨の会」という生番組を放送中です。週末の早朝から賑やかです。木梨憲武をメインパーソナリティにして、芸人仲間がドヤドヤとスタジオに集まって喋りまくる1時間の生放送です。所ジョージさんだったりカンニング竹山だったり。。。

んで聞いててふと思いました。

今の若い人たちって、木梨憲武と聞いて、どんなタレントさんと認識してるんだろう?と。

司会?コメディアン?歌も歌うしアートも作るし、スポーツ好きだし、実家は自転車屋だし。でもそんなにTVでしょっちゅう見る訳でもない。悠々自適なオジサン?

まぁ我々オジサン世代なら「とんねるず」を知ってますけどね。

相方の石橋貴明も最近は、そんなにTVに出ませんね。でも野球に詳しいしプロ野球選手の知り合いも多い。何者?w  

勿論我々オジサン世代なら「とんねるず」を知ってますけどね。

タモさんはどうでしょう?
博識だったり、言葉数少ないMステの司会者だったり、発泡酒飲んで「んまいねぇ」と言ったり。

流石にイグアナの物真似とか4カ国麻雀知ってる人も減ったでしょうけど、以前は平日昼間に「笑っていいとも」やってたタレントさんって感じだったでしょうか。サングラス姿が定番ですが、昔は眼帯してたんですよ。頭髪テカテカにしてセンター分けしてたんですよ。奇妙な持ちネタしつつ、ジャズのトランペット演奏もこなしたんですよ。

関口宏っているでしょ。
日曜の朝にしか見ない、辛気臭いニュース司会者?
もっと前はテーブルに肘付いてクイズの司会するオジサン?
もっともっと前は、ホームドラマで頼りない旦那役や優しい医者役してた俳優さんでしたよw

たけしさんは?
世界的な映画監督。なのに27時間テレビでは、変な格好をした花火師でズッコケたり。バラエティ番組では時々ボソボソ喋るコメンテーターみたいな。
昔は機関銃のように早口で毒舌ボケかます漫才師だったんですよ。ツービートですよ。

まぁそんな感じで、ベテランTVタレントさんたちって、時代時代でやる仕事が変遷してるから、世代によって認識が変わります。長い人生ですから同じ事ばかりやってるわけにはいかないですし、当然ですよね。
ただ、視聴者目線に立った時、謎な感覚になる場合が増えてる気もします。誰もが知ってる大物になってる分、改めて紹介される事は無いですから余計そうです。
キャスティングするPやD、作家の皆さんは「知ってて当然」感覚ですもんね。
でも視聴者の年齢層は幅広い訳で、世代によって認識は変わります。その辺を意識しないと使い方次第では失敗するんじゃないか?って思うんですよね。。。

いや、考え過ぎですよねw

こりゃ失敬。

わぁオジサンたちが子供の頃でも、そういうタレントさん居ましたね。
例えば大橋巨泉。
大物司会者って認識でしたけど、元々はジャズ評論家でしたもんね。
ゲバゲバ90分で相方してた前田武彦は放送作家だったし。
晩年は渋い役者だったいかりやさんだってドリフのリーダー。そのドリフだって、全員集合でブレイクする前は音楽バンドだし。

ビッグなハリウッドスターでもそう。
トム・ハンクスなんかは、TVの「サタデーナイトライブ」に出てたコメディアンですしね。

昔も今も同じですね。

って事で若い人たちに提案。
タマにはネットで大物タレントさんたちの経歴を検索してみて。

意外な面が発見出来ると思いますよ。

逆を言えば、キャスティングにも対応にもビクビクしてるプロデューサーさんたち、ビッグなタレントさんでも、時には若かりし頃の経歴を引っ張り出した提案をしてみたら?元々はチョコマカ動いてた若手芸人だった訳で、周囲からワッショイされて辟易してる今にウンザリしてるかもで、久しぶりにはしゃぐ演出も意外とノリノリでやってくれたりして。

若い視聴者には新鮮に映るだろうし。

きっと、色んな変遷を経て大物になったという事は、常に色んなことにチャレンジしてきた訳だから、いつも同じような司会だけさせられるより、若手スタッフから刺激を受けた方が嬉しいんじゃないかな?

そう言えば、いかりやさんって、晩年でも「ダメだこりゃ」や「次行ってみよー」は、踊る大捜査線の中でも披露してましたね。

まとまりない文章になっちゃいました。

今回はこの辺で。

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