今週末（１２月３日）公開映画リスト
１２月３日ってイイですよね。イチ・ニ・サン！
なんてね。自分の誕生日なので余計に（笑）。
さて、そんなことはさて置き。
今回の記事の仕込みが大変でしたよ。
クリスマスシーズンの”かかり”だから、そんなに公開本数無いでしょ？と思ったら、真逆。１８本も有りましたわ。
普段の順番としては…
先に新潟地区の映画館でその週末公開の作品をチェックするんですね。シネコン７館と単館２つ（月１回、佐渡相川のガシマシネマもプラス）。で、全国公開のデータと照らし合わせ、関西地区の上映館をチェックします。
中には、首都圏・関西に遅れて新潟で上映する物もあるんです。それも合わせたら２９本！！
予告見るだけでお腹いっぱい（笑）。
まあ興行規模の大きいのは１作くらいで、あとは中小規模（作品自体は気合が入っててもね…）なんですけど。第一印象としては興味深い洋画が多い週になりそうです。では…気合い入れて１８本、ご紹介しませう。
「ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ」
基本、ホラー嫌いでは有るんですけど、グロテスクな奴も苦手でして。
ヴェノムもボディが尖ってるでしょ。余計見てて”痛い”ですわ（苦笑）。
オモロそうだし、ユーモアもあって良いんですけどね。
あと「寄生獣みたいやな」と思って検索したら、そーゆー系の前作感想記事も何本も出てきました。まあ全く別物、別企画だそうですけどね。
【関西公開館】
ユナイテッドシネマ全館。アレックスシネマ２館（水口・高槻）。彦根ビバシティシネマ。イオンシネマ全館。松竹系６館（MOVIX全館、大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ）。東映系両館（T-JOY京都、梅田ブルク７）。TOHOシネマズ全館。あべのアポロシネマ。１０９シネマズ全館。OSシネマズ両館。アースシネマズ姫路。シネマサンシャイン大和郡山。ジストシネマ全館。
【新潟公開館】
県内７シネコンすべて。
※規模のデカいこと！メジャー系も外資系も地域系もやりますよ。やらんシネコンは、大津のアレックスと神戸国際松竹くらいですもん。マーベルすごいわ。
「彼女が好きなものは」
もうホンマに多様性の時代ですなあ。普通の青春映画でも踏み込んで描くようになってます。スチールとか見てるだけやと、普通の男女恋愛物に見えますけどね。いや、予告を見てると、もう「恋愛って何や」って感じ。まあ人間愛的な領域といいますか。原作小説も本編も見てへんから知らんけど（笑）。
【関西公開館】
アレックスシネマ２館（大津・高槻）。TOHOシネマズ全館。ジストシネマ１館（和歌山）。
【新潟公開館】
ユナイテッドシネマ新潟。
「ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド」
ユニークな着想の映画ですなあ。映画COMの説明によると『1980年代後半のアメリカを舞台に、イギリスのロックバンド「ザ・スミス」の名曲の数々と貴重なインタビュー映像を全編に散りばめながら描いた青春音楽映画』とあります。ってことはドキュメンタリー要素も入ってる劇映画って感じか？監督も音楽物のドキュメンタリーを多く手掛けた方だとか。面白そう。ただ、１点ツッコミ入れたいのは…ラジオ局のDJが使ってるマイク、もうちょっとカッコ良いモデルを使って欲しかったなあ。
【関西公開館】
アレックスシネマ１館（大津）。松竹系２館（神戸国際松竹、大阪ステーションシティシネマ）。TOHOシネマズ２館（なんば・西宮）。京都シネマ。
【新潟公開未定】
「the HAND of GOD」
なんかこのところ、毎週ネトフリ物の先行上映が出てきますな。今回はイタリアの名監督さんの自伝的作品だそうで。予告見てると、確かに画作りにこだわりを持つ方みたいで、面白そう。まあネトフリ的には先行上映でクチコミを広げ、配信時の数字に活かしたいって感じなんでしょうけどねえ。。。そう思うと心境は複雑。。。
【関西公開館】
イオンシネマ３館（シアタス心斎橋・三田・西大和）。シネリーブル梅田。アップリンク京都。
【新潟公開館】
イオンシネマ新潟西。
「天才ヴァイオリニストと消えた旋律」
音楽ミステリーっていうのが興味深い作品ですなあ。デビューコンサート当日に突然姿を消した天才バイオリニストを３０年以上経ってから探しに出るって。。。消えた時に探しなさいよ（笑）。それはさて置き、ティム・ロスが良い歳の取り方をしてるなあ…って予告見て感じましたわ。
【関西公開館】
松竹系５館（MOVIX京都・尼崎、神戸国際松竹、大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ）。
【新潟公開未定】
「ナチス・バスターズ」
いやあ、ぶっ飛んでるｗ 戦争反対も人命尊重もお構いなしのドンパチムービー。こういうのは細かい事は気にせず、痛快アクションとして楽しむのが正解なんでしょうね。ロシア恐るべし（笑）。
【関西公開館】
ユナイテッドシネマ２館（岸和田・橿原）。イオンシネマ１館（シアタス心斎橋）。
【新潟公開館】
ユナイテッドシネマ新潟。
「ベロゴリア戦記 第２章：劣等勇者と暗黒の魔術」
ホンマにロシアの映画界、恐るべし。予告見てる分には、普通に面白そうですもんね。ロシア語じゃなけりゃ普通にハリウッドの冒険ファンタジーぽいもん。先週公開の第１章に続く続編です。本国では、第１章が２０１７年、そしてこの第２章が今年制作・公開されたということです。なんで今まで、日本に渡って来なかった？
【関西公開館】
ユナイテッドシネマ１館（橿原）。イオンシネマ３館（桂川・シアタス心斎橋・四条畷）。
【新潟公開館】
イオンシネマ新潟西。
「パーフェクト・ケア」
うーん。クライムサスペンスコメディって…ルパン好きには結構痛快で面白いと思えるジャンルでは有るんですが、何せターゲットがお年寄りっていうのが引っかかる設定なんですよねえ。まあ、その”カモ”と思ってた婆様が、結構なツワモノだった…というのは面白いところですけどね。
【関西公開館】
松竹系６館（MOVIX全館、神戸国際松竹、なんばパークスシネマ）。
【新潟公開未定】
「悪なき殺人」
映画COMさんによると…『吹雪の夜、フランスの山間の町で女性が失踪し、殺害された。事件の犯人として疑われた農夫のジョセフ、彼と不倫関係にあったアリス、そして彼女の夫ミシェルなど、それぞれに秘密を抱えた5人の男女の関係が、失踪事件を軸にひも解かれていく。そして彼らが、フランスとアフリカのコートジボワールをつなぐ壮大なミステリーに絡んでいた事実が明らかになっていく』そうです。面白そう！こういう謎が謎呼ぶ展開、好きっ！一昨年の東京国際映画祭で最優秀女優賞と観客賞を受賞したんですね。邦題は、当時の「動物だけが知っている」の方が好きやなあ…。
【関西公開館】
シネリーブル梅田。京都シネマ。シネリーブル神戸。
【新潟公開館】
イオンシネマ新潟西。
※あ！スターチャンネルのロゴが付いてるなあ…と思ったら、この作品、劇場公開翌日の１２月４日から各配信サービスで配信スタートだそうですわ。公開館少ないけど、是非映画館で見て欲しいなあ…。
「グロリア 永遠の青春」
ジュリアン・ムーア、歳取っても魅力的ですなあ。しかし好きになるおっちゃんがねえ…（苦笑）。もっと男前の役者、持ってきたらよかったのに。
【関西公開館】
シネリーブル梅田。アップリンク京都。
シネリーブル神戸（12/24～）。シネピピア（順次）。
【新潟公開館】
高田世界館（順次）
「１８９」
読みは「いちはちきゅー」。児童相談所虐待相談ダイヤルの番号です。要はその啓蒙を狙いとした作品でしょうね。なので予告を見てても圧が強い。重い。うーん、おっちゃん苦手かもなあ。中山君のファンの皆さん、頑張って牽引してください。。。
【関西公開館】
イオンシネマ８館（桂川・茨木・シアタス心斎橋・りんくう・大日・四条畷・明石・和歌山）。松竹系１館（MOVIX堺）。１０９シネマズ２館（箕面・HAT神戸）。OSシネマズ１館（ハーバーランド）。シネマサンシャイン大和郡山。
【新潟公開館】
イオンシネマ新潟西＆県央。
「スティール・レイン」
一応、今週の最注目作品にしました。しましたけど…公開館が全国で２館って…（苦笑）。韓国・北朝鮮・米国の３国が平和協定を結ぼうと会談したら、北朝鮮軍人に拉致されて潜水艦に閉じ込められて、さあ大変ってお話ですが、予告を見てる限り…日本の存在は小さい。日本語の台詞だけは聞こえますが役者が顔を出して無さそう。その辺でなかなか売れなかったか。
でも、日本に攻撃したら戦争になる！ってカットも有るから、アジア的、世界的な観点は、ちゃんと脚本に入れ込んでるって事では有るんですよね。
何よりも、一触即発な地域で、やばやばなシチュエーションの政治サスペンスは興味津々。面白そうです。そりゃ本国ではヒットした事でしょうね。
【関西公開館】
シネマート心斎橋。
アップリンク京都（12/10～）。
【新潟公開未定】
「ジョン・コルトレーン チェイシング・トレーン」
天才ジャズサックス奏者の短い４０年ほどの生涯を追ったドキュメンタリーです。ジャズ好きの自分は気になる映画ですが、普段ジャズに触れてない人は、まず音源から一度聴いてみてください。まあ初心者には、彼のソロはきっついかもなあ（苦笑）。
【関西公開館】
シネリーブル梅田。アップリンク京都。
シネリーブル神戸（12/10～）。
【新潟公開未定】
「ワン・プラス・ワン」
これまた音楽ドキュメンタリー。１９６８年当時、ジャン＝リュック・ゴダールが若きストーンズを追ったっていうのが、まず面白そう。んで、自分も好きな「悪魔を憐れむ歌」の製作過程を追ったっていうのが面白そう。もう、中年以降”おっちゃん””おじいちゃん”時代のストーンズの姿しか知らん世代ですからね（笑）。若い頃の姿が鮮明なカラー映像で観れるだけでも貴重ですわ。
【関西公開館】
松竹系３館（MOVIX京都、神戸国際松竹、なんばパークスシネマ）。テアトル梅田。
【新潟公開未定】
「MANKAI MOVIE「A3！」~SPRING＆SUMMER」
予告見出した数秒後「なんじゃこりゃ？」って声が出ちゃいました。舞台劇の映画化らしいんですけどね。舞台のヴィジュアルをそのまま映画の世界に持ってきても成立せんでしょうよ。メイクも濃いし。何よりもリアルな街でのロケとファンタジーな設定がちぐはぐ。。。いっそアニメ化した方が、しっくり来ると思いますけど、そうしたら舞台版のメンバーの意味無いか。じゃあ舞台をそのまま撮るパターンの方が、まだマシかもよ。
【関西公開館】
イオンシネマ６館（近江八幡・草津・久御山・高の原・茨木・四条畷）。松竹系２館（MOVIX京都・八尾）。東映系１館（T-JOY京都）。TOHOシネマズ９館（※泉北を除く）。あべのアポロシネマ。１０９シネマズ２館（エキスポ・HAT神戸）。OSシネマズ１館（ハーバーランド）。アースシネマズ姫路。ジストシネマ１館（和歌山）。
【新潟公開館】
T-JOY新潟万代＆長岡。ユナイテッドシネマ新潟。
※何気に公開館が多いってことは、役者さんたち人気有るんでしょうね。
「フラ・フラダンス」
なんだかなあ。。。こっちはこっちで何故アニメである必要性がある？実在するスパリゾート・ハワイアンズが舞台なら実写で良かったのに。まあ、予告頭の方のバスの動きとか、手指の動きとか見てると、作画枚数少なそうなので、予算は少なかったか？または無駄に豪華な声優のギャラに割かれたか？（笑）。フラなんて”しなやか”な身体の動きが大事なんだから…その時点で残念作確定やん。
【関西公開館】
イオンシネマ６館（近江八幡・草津・高の原・茨木・大日・加古川）。松竹系２館（MOVIX京都・八尾）。東映系両館（T-JOY京都、梅田ブルク７）。TOHOシネマズ７館（二条・梅田・なんば・鳳・くずは・西宮・橿原）。１０９シネマズ１館（エキスポ）。OSシネマズ１館（ミント神戸）。アースシネマズ姫路。シネマサンシャイン大和郡山。ジストシネマ１館（和歌山）。
【新潟公開館】
T-JOY新潟万代＆長岡。
「ARIA The BENDIZIONE」
【関西公開館】
イオンシネマ２館（草津・四条畷）。松竹系全館（MOVIX全館、神戸国際松竹、大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ）。TOHOシネマズ１館（橿原）。１０９シネマズ１館（エキスポ）。ジストシネマ１館（和歌山）
【新潟公開館】
イオンシネマ新潟南。
「劇場版 総集編 マジカパーティ」
【関西公開館】
イオンシネマ４館（桂川・茨木・シアタス心斎橋・和歌山）。
【新潟公開館】
イオンシネマ新潟西。
あーしんど（苦笑）。１８本は多過ぎ。。。
さて、気付いた点が１つ。
何故か、シアタス心斎橋が多かった。
オープン以来、他のイオンシネマとは一線を画して、大人向けの落ち着いた作品をメインに上映作を絞り込んでたのに、今週チェックしたら…アニメとかも。あれですかね。こだわりを強め過ぎて客足遠のいた？心斎橋のど真ん中、パルコの上ですもんね。グラフだけ見ると東京の本部は注文付けますよね。関西地区のイオンシネマでは唯一、繁華街のど真ん中の立地ですから。まあ、でも”あえて”各スクリーン小さくして、シートをリッチに仕立てたんですから、幾分削っても ”こだわり”の作品展開は残して欲しいもんです。
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