2021年2月のアメリカ入国と帰国時の空港の現状

1月末にアメリカ行きの為、成田空港へ。
工程は変わりなし人出ほぼ無し。周りに人が全くいない場所も多々あり、ほぼ乗客なし。一人30席状態。野原にいるのと変わりないけどマスク着用。
NY到着(EWR)。’何一つ変わりなし’。 
入国時、検温、宿泊先の確認、陰性証明の提出等、何もなし。
一応入国4日以降にPCR検査をするルール?だが今回言われる事はなかった。(JFKの場合は厳しい場合があるとの情報有)

一週間滞在後帰国へ。。。そして、この帰国が大変だった。
まず、空港のチェックイン時、PCR陰性証明が’日本行きの場合は’必要。

*PCR検査は州によって時間や形態は異なるが、感じとしては病院に置いてある血圧検査計で検査するくらいの気軽さでいつでも出来る。流れとしては、ウェブサイトで予約、会場ではほぼ並ぶこともなく、外でテントの中で綿棒を片鼻にぐっと入れられて終わり。(フロリダ州)
結果は24時間から48時間内にメールで送られてくる。

ガラガラの飛行機内で、’検疫所の紙’’誓約書’’cocoaの使用法’’グーグルの位置マップのインストール方法’’質問票webの説明’の紙々を渡され、14日間の待機場所の明記や誓約書の署名等を求められる。
羽田空港着。
乗客三十人程度に対し、各コーナーにスタッフ総勢100人以上。
物々しい雰囲気の中、まず、「質問票web」を記入済みか聞かれる。
厚生労働省の文字があり物々しい。内容は「過去14日以内に流行地域にいましたか」等。事前に携帯ででき、私以外の方々は携帯を見せスッと通過。私は空港据置のパソコンで二人の係の方々に見守られながら記入。
その情報が入ったプリントされた紙を見せて第一関門を通過。その後、ずらっと並んだスタッフがいて、そこで記入用紙の確認、特にアメリカからのPCR検査の結果について、ものすごく時間をかけて、時には三人で確認、上司にまで確認するという、全く同じ工程が、なんと3回!とにかく、たくさん机が並び、たくさん人がいて、紙を渡して、あーでもないこーでもないというのを待ち、少し歩いて、アルコール消毒の繰り返し。
唾液の採取後、掲示板に自分の番号が出るまで待つ。待ち時間は20−30分くらい。いつもより計1時間オーバーくらいで外に出られる。
その後ホテルに行く人達用に大型バスがあります!(助かりましたが、私一人に対し大型バス発動って。。。?)
二週間追跡調査は無し。

言いたいことはたくさんあります。

まず、今海外に行く人達ほとんどの人が今行きたくはないけど行かなければいけない、もしくは帰らざるをえない人達。なので、浮かれているわけはなく、海外でもただやるべきことをして、なるべく外には出ず無駄に人には会わず、PCR検査をして、陰性証明を持ち、ガラガラの空港を通りガラガラの飛行機に乗り帰国します。その間に飛沫が飛ぶことはほぼ考えられません。
もちろん数人の方々が海外から帰ってきて、陽性だったことはありますが、比率から考えると、本当に少ないと言えると思います。それなのに、地方の場合は自宅には帰れず、二週間のホテル滞在を余儀なくされます。金銭面精神面等負担はものすごいです。(ホテル滞在は大変なホテル業界への微々たる支援と考える事にしましたが。。)
お気持ちはわかりますがもう少し考えていただきたいです。

 帰国4日後PCR検査をして陰性なら開放等。

ちなみに、空港のあの100人以上のスタッフの方々も1日働き二週間待機していただいているのでしょうか?CAの方々も?



私個人の意見ですが、今回のこの感染症対策については、本末転倒で世界中で勘違いをしていると思っています。

守っているつもりの高齢者の方々。
本当に守っているのでしょうか?

ピンピンポックリ地蔵にお参りにも行かせてもらえない高齢者の方々。ポックリすればいいというのではなく、このピンピンがすごく大事で、この最後の貴重なピンピン期間を誰かにどのように過ごすかを決められ、孫は抱っこ出来ず、子供も友達も来ず、体操教室もお休みで、ずっと家に籠らさされ、ピンピンではなくなってヨロヨロで、認知機能が低下しても、足腰が弱ってもいいから長生きを。。なんて本当に望んでいるのだろうか?

先日伺ったお寺の朝の法話で高齢の住職は言いにくそうだがはっきりと「死は恐るべき事ではないというのは私たちはわかっている」とおっしゃっていました。

年寄りの話は聞くもんだ。と言われて育てられました。
「病は気から」は今となっては誰に聞いたのかも覚えてませんが。。。



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