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日本文学読み解き一覧

アニメの監督などは日本文学の内容を非常によく読めているのですが、学者、評論家は内容の読解に興味がありません。つまり内容を読めていない人がほとんどです。だから理解が広がらない。しかし日本文学は一部の才能ある人だけのものではなく、私達日本国民の共有財産です。作家たちが苦闘して掴んだ見識は、賛成不賛成は別として、多くの人で共有するべきものです。といって、慣れていない人が読むのは実際かなり面倒です。普通の人が普通に読むと理解できないはずです。まずはざっと下記記事を眺めていいただいて、「ふむふむ連中はこんな仕事をしていたのか」と把握いただきたいです。皆様にあらあらでも把握いただければ、作家たちは成仏できるかと思います。

夏目漱石

政治経済全般に深く考察をした作家です。余裕派ではありません。ブルファイターです。

志賀直哉

超然としているように見えて、社会全般への視点が鋭いです。祖父が経世家ですので、その視点があるのでしょう。

宮沢賢治

宗教への理解力が非常に高い。中世なら高僧になっていたのではないでしょうか。

以下読み解きも参照ください。政治への興味も強いです。童話作家ですが国士ですね。

小林秀雄

さのみ論理的とは思えませんが、気色悪いほどの超人的なカンの良さがあります。カンを支えるのは、少年のような純粋なハートです。

太宰治

平和な時には困った人物ですが、終戦直後には仕事をしました。日本と天皇を真正面から擁護しました。あくまで大宰風の真正面でして、一般の人間には真横なのですが。

三島由紀夫

政治経済について包括的な見識を持ちます。特に経済への見識が優れています。


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