部屋飲みやスルメをちょいと炙りけり

おい友よいつ会えるかな風の街

部屋飲みやスルメをちょいと炙りけり

（この「部屋飲みや」の「や」は、切れ字ではなく、関西弁風に。景気よく、「部屋飲みや！」と、叫んでいただきたく。著者敬白）

閉店かシャッターがらがらがらが

数年の無沙汰のあとの訃報来

ほろほろと泣かん部屋にボロ酔い

油揚げ火に焦がしつつコップ酒

たまには風に吹かれてみるか老骨よ

ストロングゼロを片手の路上飲み

写真／コバヤシ

#ほろ酔い文学 　 #部屋飲み #川柳 　 #ストロングゼロ