見出し画像

グラデーションキャンドル【2/10】


明日は久しぶりのワークショップとキャンドルを灯すイベントの日。
このライトアップイベントのお話し。

先日打ち合わせとキャンドルの納品で、会場となるるぽぽの森に行ってきました。
今年で4回目になるイベント。
先日書いた、地域活性化の勉強会の中で開催されたその勉強会の一期生との交流会で、会場となるるぽぽの森の管理人さんの事を聞きました。

熱い人だから、いい人だからと、みんな口々に言っていて、連絡先を教えてもらい、わたしはこの時初めて、自分のキャンドルの事で人に会いに行く約束をしたのです。

アポを取って、やりたいことを伝えて、話をしに行く。

商業施設で開催するマルシェに出店の応募をするという事はしてきましたが、それとはまったく違う事で、会いに行くまで不安な気持ちしかありませんでした。

わたしは大人になっても人見知りで。
買い物をしていても、店員さんに話しかけられれば
いいなと思う服も買わないで店を出てきてしまっていたし、
Instagramを見て良いなと思っていた作家さんに思い切って話しかけた時も、ほしいものがあると話していたのに、他のお客さんが来ると何だか恥ずかしくなって挨拶もしないで帰ってきてしまったりしていました。


そしてアポを取った日。わたしは近くにある酒蔵に派遣で働きに行っていてその帰りにるぽぽの森に寄った。
マスク生活の原因となる流行り病が流行り出す、少し前の事でした。

正直、緊張して何を話したかもうよく覚えていないけれど、ろうそくが好きな人がこんなに近くにいたんだと嬉しくなりました。

そしてみんなが言うように、管理人のさかたさんは熱くてとてもいい人でした。

毎年スウェーデントーチ(丸太に切り込みを入れて火を灯すもの)のライトアップイベントをやっているから、一緒にキャンドルを灯すイベントをしてみないかという話をもらい、一番やりたかったキャンドルを灯すイベントが最高のロケーションでできるなんて!と舞い上がっていました。

そうして1回目のイベントが開催されましたが、あいにくの天気でキャンドルはレストランを借りて屋内で灯すことになりました。
ただ、屋内でも自分のキャンドルをここまで広げて灯したところをたくさんの人に見てもらえたことは本当にいい経験になりました。
窓の外では雨や雪が降る中、燃えないスウェーデントーチに灯油をかけて一生懸命火を灯している大人たちがいて面白かったし、窓に映るろうそくの火がとてもきれいでした。

2年目は、雪の中にタープのような幕を立ててもらって外でキャンドルを灯しました。
重機を使って雪を整地してキャンドルを並べるステージを作ってもらい、思う存分ろうそくを並べました。雪とキャンドルはとても相性が良くて、キャンプに来ていた子供たちも火を消したり片付けを手伝ってくれて、寒かったけど大成功でした。

3年目、去年は天気が危ういのに、2年目の感動が忘れられずに外にキャンドルを並べました。毎年見に来てくれているお客さんも手伝ってくれたけど、雪がたくさん降ってきてキャンドルの炎はすぐに消えてしまいました。
持ってきていたLEDライトで少しはライトアップイベントっぽくなったけど、残念だったねという言葉が頭から離れませんでした。

という事で、今年も明日、るぽぽの森でキャンドルを灯します。
強風や天気が悪い時は屋内で火を灯します。
ワークショップは午後から開催します。

今年はアシスタントさんも来てくれるので、また違った気持ちで臨みます。
わたしが初めて行動を起こした時、周りは暖かく迎えてくれて、最高の手助けをしてくれたから、今度はわたしがそちら側になって、会場に来る人たちみんなが楽しめる日にできればいいなと思っています。

この記事が参加している募集

今こんな気分

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?