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予算を抑えながら実施できるリスティング広告+Facebookリタゲ広告配信。(2/2)

リード・商談獲得支援のマーケティングツールを提供するSmartApproachです。今回は、マーケティング領域の中でもSmartApproachが注力しているナーチャリング(育成)の領域から、リード獲得でリスティング広告とFacebookのリターゲティング広告を活用する方法について書いてみました。

長くなってしまったので、2回に分けて作成しています。前半は下記を参照してください。

なぜ必要なのか?

サービス、プロダクトのローンチ直後は、まだ顧客解像度が低いことが多いため、地道な営業やコンテンツマーケティング等で少しずつ反応を見ながら顧客の解像度を上げていく段階です。とはいえ、検索してもページが表示されない、コンテンツへの流入経路がほとんどない状態では厳しいので、そういう場合は予算を抑えながら広告でカバーする必要があります。今回は低予算からはじめられて運用がしやすいリスティング広告とFacebook広告のリターゲティング広告の組み合わせを紹介します。

何をするのか?

今回は、Google広告で指名キーワード(サービス、プロダクトの名称+α)のみのリスティング広告を設定し、Facebookリターゲティング広告を設定するところからはじめます。
リスティング広告は、広告表示回数やクリック数の推移をチェックしながら、キーワードの拡張や入札戦略の調整を行います。
Facebook広告は、リーチ数やCV数ないしランディングページビュー数の推移をチェックしながら類似オーディエンスへの拡張や入札戦略の調整を行います。

②Facebook広告について

Facebook広告については、リターゲティング広告を実施するためにFacebookピクセルと呼ばれるタグ設定が必要です。設定については、下記の記事を参照してみてください。(タグ設定は、Googleタグマネージャーで行うと良いです)

Facebook広告マネージャにて、広告作成をします。
キャンペーンで、マーケティングの目的を設定します。LPに流入させて問い合わせフォームに入力してほしい場合は、トラフィックやコンバージョンを選択します。リード獲得につなげたい場合は、Facebook広告上の専用フォームからホワイトペーパーやサービス概要資料などをその場でダウンロードさせることができるリード獲得広告もおすすめです。(リード獲得広告の場合、リード情報がFacebook広告に保存されますので、CRMツールに連携されるようZapier等を使用して設定します。)

広告セットで、予算と掲載期間から1日の消化予算の下限、上限を設定できます。掲載開始日・終了日を設定できます。
オーディエンスでは、リターゲティング広告を設定する場合は、Facebookピクセルを選択するとFacebookピクセルを埋め込んでいるページに来訪したことがある方に限定して配信するようになります。コンバージョンした方は除外した方が良いので、カスタムオーディエンスでサンクスページの訪問者(コンバージョンした方)を除外する設定をします。
事前に、ピクセルにアセットを追加で、広告アカウントを紐付けしてください。
配置では、自動配置もしくは手動配置(Facebook、Instagramなど配信先を絞り込みできます。)を選択します。

入札戦略についてで、1日の平均予算、入札単価を調整します。Facebook広告はキャンペーンの目的に応じて1,000インプレッション課金(CPM)もしくはクリック課金(CPC)のいずれかとなります。
(1日の平均予算を消化できていない場合)
入札単価の上限額を上げるもしくは、類似オーディエンスに広げて表示回数やクリック数が伸びるかを確認してください。
(1日の平均予算を消化できている場合)
クリック単価もしくはCPM単価が高騰しないよう、オーディエンスの拡張や新しい広告を投入しましょう。
配信先については、オーディエンス、配信先ごとに広告セットを分けて予算配分や最適化が行いやすいようにしてみましょう。特にフリークエンシーが上がりすぎる(6以上)と、パフォーマンスが低下しますので、オーディエンスを広げる、新しい広告を配信するなどを行ってください。
広告内容については、CPMが高い、CTRが低い場合は、広告内容を見直してください。切り口を何パターンか用意する、動画広告を投入するなどでCPMが下がるか、クリック数が増加するかを検証してください。
LPについては、GoogleアナリティクスでCVR(コンバージョン率)、滞在時間、再訪率、イベント数(スクロール、クリック、ファイルダウンロードほか)などをLPごとに確認してください。想定よりもCVRが低い、コンバージョンが少ない場合は改善が必要です。
(LPがしっかりと見られていない場合)
LPの動線(流入後すぐの離脱を招く要素がないか。サイト速度など。)、LPの内容(流入してきたユーザーのニーズに合致しているか。)を改善してください。
(LPがしっかりと見られている場合)
検討の過程でネックになっているポイントを解消する。(実績、具体事例など信用力が低い、検討に必要な情報が不足しているなど。)コンバージョンのハードルが高いので、マイクロコンバージョンを用意する。(購入→お問い合わせ、お問い合わせ→資料DLにコンバージョンの敷居を下げる。)

まとめ

CRMツールやMAツールを使うと、Facebook広告からフォーム入力してコンバージョンした場合に自動的にCRMツール内にリード情報が作成され、コンバージョン経路も記録されます。リスティング広告やFacebook広告を実施する場合はぜひ試してみてください。
SmartApproachは、データ分析によってリード、商談獲得を支援するツールです。具体的な設定や運用方法でお困りの場合は、ぜひご相談ください。


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