贈り物の珈琲を喜ばれてわかった、「贈り主を喜ばせる喜び方」の極意
どうもこんにちは、自作ドリップバッグの配布にハマりまくっているおっさんです(いえ、お兄さんです)。
昨日は同僚に加え、とうとう勤務先の社長にもドリップバッグを渡しました。
従業員20人くらいの小さな会社なので、別に秘書とかもおらず普通に「はい、どうぞ」っていう感じで手渡しできるんです。
お家に帰ってから飲んでもらうことにしたのですが、なんだかんだで社長も私も退勤が21時過ぎになり、まぁ今日は飲まへんやろうなぁ・・・と思っていました。
そしたら、帰宅後しばらくした22時半を回った頃、社長からチャットが来たんです。
えへ、えへえへ。
うれしいぃ~~~~~~~
別に社長から言われたから嬉しいっていうことではなく(まぁそれも多少はあるのかもしれませんが)、自分が生豆から選んで、焙煎して、手挽きして、ドリップバッグに詰めて、シーラーで封をして・・・
そんなコーヒーを飲んでくれる人がいて、そのうえこんなにもビックリマークたっぷりに褒めてもらえるなんて、めちゃくちゃうれしい。
それにしてもやたらと嬉しく感じたので、「なんでこんなに嬉しかったのか」を私なりに分解してみました。
題して「贈り主から喜ばれる、贈り物の喜び方の極意」です。
【喜び方の極意1】当日中に贈り物を享受したことを、証拠とともに伝える
まずはこれ。
さすがに今日はもう夜も遅いし、珈琲なんか飲まんやろ・・・と思わせてからの不意打ちは、シンプルに効きました。
贈り物をもらったら、できる限り早いタイミングでそのモノを体験することが大切です。
とくに食品に関しては、渡した瞬間がもっとも鮮度が高いため、基本的には時間が経つにつれておいしさが減衰していきます。
そうでなくても、贈り主側の立場からすると、渡した瞬間が一番テンション上がりますよね。
その後しばらく「喜んでくれるかな~」とドキドキする時間があり、徐々に興奮が冷めてついには「え?俺なんか渡したっけ・・・?」と記憶があやふやになってしまうものです。
「当日中に贈り物を体験し、その感想を伝える」という行為は、贈り主が高いテンションを維持しているところにさらなる喜びを上塗りできるため、贈り主を有頂天にさせるうえで非常に有効。
かつ、地味に効いてくるのが「写真とともに感想を送っている」という点です。
百聞は一見にしかずという諺ではないですが、やはり「私はマジであなたの贈り物を体験しましたよ」と動かぬ証拠を見せつけることで、感想に圧倒的な説得力を付与することができます。
【喜び方の極意2】自分の大切な人に薦めたことを、当人からの感想とともに伝える
今回のケースでいうと
が該当します。
家族や親友など、自分にとって大切な人に薦めるという行為は、贈り主に「あなたの贈り物はマジでいいものだと思っていますよ」と意思表示することに他なりません。
だって、「うっわこれイマイチやなー」と思ったものを薦めたら、これまで築き上げてきた信頼関係だったり愛情だったりに若干亀裂が入りかねないですもんね。
まぁそこまで深いことを考えなくても、純粋に「自分の贈り物を複数人で体験してくれたんだ」と思うこと自体が、贈り主にとっては喜ばしいことです。
そして可能であれば、その人からの感想も伝えてあげると贈り主はより一層喜ぶことでしょう。
程度によるとは思いますが、たとえポジティブな感想ではなくても、嬉しく感じるものだと思います。
感想があるということは、「本当にこの人も自分の贈り物を体験してくれたんだ」という実感につながりますからね。
【喜び方の極意3】応用できるアイデアを提示しつつ、結局は相手からの贈り物そのものを褒める
ちょっとこれは使えるシーンが限定的かもしれません。
今回で言うと
の部分が該当します。
プリンに合う、カフェオレにぴったり。
こんなふうに贈り物の活用方法を妄想している旨を示すことで、贈り主に「この人もうガチで気に入ってるやーん!」と思わせることが可能です。
そのうえで、「でもブラックが一番美味しいだろうね」と、今回の体験がベストだったことを示して締めくくる。
相手に「うわー、そうか、せっかくならプリンとセットにしたり、カフェオレにして振舞ったりすればよかった・・・」といった後悔の念を抱かせずに済むという効果があります。
せっかく喜ぶなら「相手を喜ばせられるような喜び方」を意識してみよう
私の勤め先の社長は、正直、めちゃくちゃ人たらしです。
この「人たらしスキル」は、経営者として人脈をつくり、仕事やお金を引っ張ってくるなかで磨かれていったワザなのだろうなぁと思います。
憧れるわけではないですが、見習うべきところも多いです。
で、たぶん本人はほぼ無意識だけれど、要所要所で人を喜ばせる言動をしているんだろうなと感じたので、今回このように分析をしてみました。
打算的な考えのもとで運用するようなものではないですが、案外、明日からの日常生活に役立ちそうな気配があります。
この記事も、ある意味、私からあなたに向けた贈り物だと言えるかもしれません。
よって、以下のようなコメントをしてくださると、私はめちゃくちゃ喜ぶでしょう。
・・・いや、すみません。イマイチ嬉しくないというか、なんかちょっと怖いですね。
うーん、「人を喜ばせる喜び方」の追求は、一朝一夕にはいかないようです。
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