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留学先にカナダを選んだ理由と留学した直後、少し接点があった人達。

☆この記事は「筆子マガジン」限定記事です。冒頭、少しお試し読みできます☆

私は1996年の3月半ばにカナダに来ました。36歳の最後の月のことです。

英語の勉強に来ましたが、英語なら、他の国でも学べます。インターネットがある今なら、日本にいてもできます。

よりによって、なぜカナダに来たのか説明します。


カナダ出身の先生に英語を習っていた

カナダに来た理由は簡単で、当時、英会話学校で教えてもらっていた先生がカナダの人だったからです。

その先生がイギリス出身だったら、イギリスに行ったと思います。

もともと私は、北米の文化よりヨーロッパの文化が好きでした。

フランス映画が好きで、フレンチカジュアルな服が好き。ジェーン・オースティンやアガサ・クリスティの小説が好き、ヒッチコックの映画が大好き、まあ彼は途中でハリウッドに行きましたが。

私がカナダに留学すると聞いた友人は、「えーっ?? 筆子、ヨーロッパじゃないの?」と驚いていました。

すでに何度か書いていますが、私は何かをするときや買うとき、たくさんの選択肢を比較したり、迷ったりすることはあまりせず、最初に提示されたものを「まあ、これでいっか~(今、目の前にあるのも何かの縁だし)」と選んでしまう傾向があります。

だから、ある日、先生が、「筆子、カナダに留学したら? 僕の家に住んでいいから」と言ったとき、「ああ、そうなんですね。じゃあ行きます」と決めてしまいました。

以前、ベースメントの記事で、私がカナダに来て最初に住んだ家の家主のグレッグの話をしましたが、何を隠そう、彼は先生の弟でした。

先生は私より8歳ぐらい年下だったので、当時まだ20代です。昔は、20代の若者2人で家を買うことができたんです。不動産の値段が高い今は、そんなことはできないと思います。いえ、絶対できません!(力説)

先生はすでに、日本人女性を同時に2人、カナダに送り込んでいました。

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