見出し画像

「住めば都」って、住んでたらそのうち都になるよ〜という話ではなかった

はじめまして、筆不精です。

年賀状の返信が、なぜか毎年、寒中見舞いになってしまいます。noteを始めるにあたり、名前を「筆不精」にすることで期待値コントロールを図ることにしました。

今年(2022年)の4月に、東京から愛媛県今治市の「伯方島」に移住しました。しまなみ海道にある、「は・か・た・の・しお!」で有名な、あの島です。もし来られることがあれば、マリンオアシスはかたで購入できる「伯方の塩ソフトクリーム」と「伯方の塩チョコレート」は絶対に味わっていただきたいです。

せっかく流行りの脱サラ&地方移住をしたので、備忘録もかねていろいろと日記的に書いていきたいのですが、約3週間が経ち、タイトルの通り「住めば都って、自動的に都になるわけじゃないんだ〜」という重要な発見をしたので、今日はそのことを書きたいと思います。


まず、我が家は海まで徒歩3秒の、超絶オーシャンビューを備えた場所にあるお家を、賃貸としてお借りしています。2階からの眺めはこんな感じです。

瀬戸内の明るくて静かな海に惹かれて、移住を決めました。

ロケーションはこの上なく最高なのですが、おうちは築50年以上経っていたり、一時は物置状態になっていたこともあり、少々気合の入った雰囲気です。

荷解きをしても、どうもおうち時間がしっくりこない。特に、日々新たな刺客(ほぼ虫)が送り込まれてくるため、恐れ慄き、叫び、戦々恐々としながら格闘し、怯えながら暮らしていたため、家にいるにも関わらず全然気が休まりませんでした。

巨大グモ「アシダカパイセン」が送り込まれてきた時は、3時間監視し続け、挙句にはお隣の大家さんちに駆け込みました。YouTubeで虫対策を学習し、島のドラッグストア「ザグザグ」で大量の武器を揃えました。いつもありがとう、ザグザグ。

家の周りに薬品を撒いた翌朝、大量の刺客がコロリしているのをみて、成功体験よりも、むしろこんなに侵入を試みていた者がいたのか…という別の恐怖。しかも、ちゃんと玄関から入ろうとしてる割合が多めで笑いました。

でも、ちゃんと対策したら侵入者の数はめっきり減って、それっきり家の中ではお会いしていません。安心して眠れてます。

同時に、家中の侵入経路とその周りの掃除・対策をして、大掃除もして、安心と安全と清潔を手に入れて、やっと「自分たちの家」という感じになってきました。


「住めば都」と聞いてたので、てっきり「時が解決する」的なことだと思っていたのですが、問題ってやっぱり、放置せず積極的に解決しないといけないんだなぁ、つまり、都にするためには能動的努力が必要なんだなぁということを学びました。


ちなみに、私は「まぁまぁ虫が苦手」ですが、それでも早4日目で心が折れかかったので、「虫が本当に無理!!」という方は、もし田舎に住むなら「新築」とか「高層階」とかを選ばれた方が、やっぱりいいと思います。

刺客に出くわす度に気持ちが萎えるし、対策にもそれなりの費用と、対策中に出くわしたらどうしよう…という二次災害的な恐怖などのコストがかなりありました(駆除と対策をしてくれたのは旦那さんなのに、発見&絶叫担当だった私の心の方がズタボロでした)。

今回施した対策や、どんな刺客が送り込まれてくるのか、巨大グモ「アシダカパイセン」との死闘などは、また別の機会に書いてみようと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
これから、どうぞよろしくお願いします🏝

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?