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生きることは楽しいかわからないが少なくとも続くのだ

ただいま4月26日の14時56分で、そうすると昨日のことになるのだが、衝撃的すぎてもっと昔のことのように感じる。衝撃的といってもそのときは呆然とするのみで、今だからやっとあれは衝撃的と形容できるのだが。 というか、こうして衝撃的だったとかいってnoteの記事の一つに昇華しようとすること自体が不謹慎で、まだ一日しか経っていないのだし喪に服すべきなのは言うまでもないのだが、一方で昨日のあの出来事のおかげで時間にはだいぶ余裕ができたわけで、こうして書くことへの時間制約的な焦りは感じ

    • しぶい喫茶店

      駅の南口を出てすぐのところにショッピングモールがある。その二階のプロムナードカフェに入って、ホットウィンナーを嗜みながらゆっくりするのにここ最近はハマっている。このカフェは喫煙席がわりと多くて、たぶん喫煙席のほうが禁煙席より広いんじゃないかというくらいだ。かといってタバコの吸える喫茶店にありがちなアウトロー感というか、ストレートに言えば不潔っぽさのようなものもない。カウンターにはいつも女子大生らしき若い店員さんがいて、淡々と僕のホットウィンナーのお会計をしてくれる。笑顔のとき

      • SNS消費論

         「なぜわれわれ若者はInstagramやTikTokで自撮りを投稿するのだろうか」。  この問いにはひとまず「承認欲求を満たすため」と答えることができる。他人に認められることを欲求するのはなにも不自然なことではない。さらにこれを「現代の若者は異常なほど承認欲求を持っている」というように歴史的観点からの問題化を試みるにしても、たんにSNSこそが現代になって登場したものであって、それ以前の人びとは別の方法で承認欲求を満たしていたのであろうという無理のない推察を返されることだろ

      生きることは楽しいかわからないが少なくとも続くのだ