✴︎ 満月や新月・ヒーリングの影響を感じる人と感じない人
「ヒーラーあゆみ、質問にお答えします」シリーズ12です。
今回は外からのエネルギーの影響について、お話しします。毎度のことながら、私の個人的な見解・意見ですから、必ずそうです！というものではありませんことをご理解くださいね。私もまだまだこれから知っていくこと、感じていくこと、世界を広げていくことに貪欲ですから、いずれ答えが変わる日がくるかもしれません。その時はまた改めてお話しいたしますね。毎日面白いものです。
20. 満月新月などの影響について。誰しもが影響を受けるのかたまたまなのか。知りたいです。
やっと先日ご質問者さまとお会いできて、エネルギーの交流ができて感動と有り難い気持ちで一杯でしたが、とても三次元・現実的なことを大切にされている方ですので、このご質問が出てきたのだなぁと納得しております。
講座を受けていただいたので、「観念」の影響力をご自身でも体感なさっていると思うのですが、これはまさに観念の為せる業です。小学校〜中学校くらいで、地球や惑星などの天体の仕組みを習いますよね、一応義務教育で。地球と太陽と月の動きによって満月と新月、月食や日食が起こるのですが、そのメカニズムすら、中学校で習った後にすっかり抜け落ちている大人もいるものです。新月や満月、地球から見て、ですので、世界中どこにいても同じタイミングでそのエネルギーが届くけれど（時差があるので一見別の日に見えることもありますが、同じ瞬間です）それすら、日本で新月が起きる時、地球の反対側にいたら満月が起きているという認識の大人もいます。（身近にいたのです。ちょいちょい、一緒に習ったやんけ！と心の中で思いましたが）
現代の科学的・物理学的な天文学は、その歴史を辿ると、昔は占星術と共にあるものでした。星座の話はギリシャ神話など伝説と共に語り継がれ、占星術となると全ての人が信じるものではないところもありますが、今は太陽系の惑星の動きは物理や地質学などの学術的・アカデミックな（神話や伝説もアカデミックですけれど！）もの、三次元的なものとして扱われています。それこそ、観念ですね。私の中では観念として、物理も星座のストーリーも同じ部類の中で大切なものになっているのですが、様々な人の観念を覗くと、物理はOK、神話はNG、物理はNG、神話はOK、物理も神話もよくわからない、そもそも何？、神話って何？など、など、様々です。
ということで、新月・満月もそのエネルギーの影響を受けることを潜在意識で決めているかどうか、ということが要になります。日本でも旧暦は新月の日が一日でしたから、特に平安時代の過去世がある方は新月の影響、新月〜満月、満月〜新月、という概念自体を自然に察知する力があるのだと思います。過去世で占星術に関わっていたり、星々からの転生の記憶があったり、ということも関係していると思います。太陽系自体は狭いので、それ以遠の星のエネルギーを大切にしている場合も、そもそも新月を知らない、興味がない、興味を持とうともしない、という方々にはそのエネルギーを察知することが潜在意識で動かないので、影響を受けないと決めているに等しいように感じます。
ただ、影響を受けていることを認識するしないということもありますし、影響を受けていてもそこに法則性を見出さない場合もあります。実は新月の時には毎回頭痛がしていても、周期などを探さない限りはわからないはずです。新月・満月だけではなく、天体の動きを探っていくとあまりにも多くのエネルギーが動いていますし、天体のみならず、集合意識の流れなども世の中の大きなエネルギーとして関わっています。経済的・政治的な動きがあるとどこか集合意識もざわざわしますから、そこから感じる何かもあります。デイトレーダーの方の意識・観念と、スピリチュアルカウンセラーの方の意識・観念、実は似通っていることもあるかもしれませんね。
そして、ご質問の「たまたまなのか」ということも、ミソです。どう認識するかということが、その後の観念にも変化をもたらします。28日周期・14日周期で体や心に変化が起きる、そのことに「まぁそういうものだろう。女性だし」とするか、「新月と満月の時には何かしら体がアップデートされていくんだろうな」とするか、で、1年後に変化が起きたりもします。アップデートされていく・変化が起きてより良い自分になっていく、と信じれば信じるほど、そういう観念を作っていけばいくほどに、そうなっていきますから、ちょっとしたことでも認識を変えていくことが大切だったりします。もちろん、たまたまだった、とすることも良いことです。毎週のように変化していては心と頭がもたないのもありますし、法則を作る必要はありませんから。どういう意味づけをするか、自由です。よりしっくりくる認識を作っていくことで、その未来を作っていけますので、その未来を作ることをお試しいただけたらと思います。
21. ヒーリングを受けて体感がある人とない人がいるのは何故ですか？
こちらのご質問も、上のご質問と似ているところもあるかと思います。体感がある人・ない人、同じ人でも（ヒーリングを受ける人）、同じヒーラーからヒーリングを受けて・違うヒーラーから同じヒーリング（レイキなど）を受けて・違うヒーラーから違うヒーリング（レイキとレムリアン、など）を受けて、体感が違うこと、ということが起きます。
体感があることが素晴らしい、わけではありません。
体感がないからだめ、ということでもありません。
何が起きたかをすべて知る必要もありません。あまりにも、人知を超えたことが潜在意識では起きているので、分かり切ることは私たちにはできません。
けれど、何かが動いたと信じていくには、やはり体感があると、感覚として認識が容易にはなりますね。でも、それだけです。分かることだけが素晴らしいのではないのです。起きていく現実がどう変化していくのか、体や心がどう変化したのか、ということがヒーリングを受けて見出していくべきものなのではないかと私は思っています。（天使が一緒にいますよと言われたものの、次の日から頭がとても重い・・・となるならば、ヒーリングの意味、ありますか？ということです。天使ってそこら中にいますよ。言葉に惑わされないことも大切です）
体感がある人・ない人、というのは、元々お持ちの体感センサーが鋭いかどうかということ・体感センサーを開発してきている段階かどうかということ・ヒーリングという目に見えないものに対してどう認識を持っているか・魂が決めた察知する領域の幅、、などが関与しているように感じます。
体感が鋭い場合、恐らく、日常生活が困難です。満員電車で感じる体感なんて、生活する上では障害となるでしょうし、マンション暮らしでしたら左右隣・上下階の住人の動きを察知するために知らなくて良いことまで知ってしまうことも起こります。ですが、その察知することを魂が決めてきていて、それを最善として生かせることがあるんだよ、と知らせていることも確かです。サイキックな面でも、サイキックとしなくて視力・聴力・嗅力が優れているなども同じですね。嗅力の高い方は朝の都会の満員電車は苦痛でしょうが、パフュームの開発などでは大いに役立つでしょう。
体感を鈍くした場合、だからこそできることの幅も広いのです。他者の考えや感情をすべて感じてしまったら、全員が納得する答えを出すことは不可能なので心を病んでしまいます。そこで、察知する必要のない体でいたら、心を鬼にして行うべき決断も、目に見えない領域には配慮せずに下すことができます。
そうやって「何をしていきたいか」に合わせて魂が、体感する・察知するエネルギーの幅・領域・深さ、などを設定しているようです。そして、体感するエネルギーの幅を広げていくことも、深めていくことも、意識ひとつで可能ですから（過去世や魂が決めたことが大きく働いてはきますが）望むのであれば、どんどん開発していくのも良いと思います。
望むように、ご自身を変えていきましょう。開発のやり方も、その人のその時点の観念・設定・潜在意識にあるもの、によって変わってくるので、その時々に合った、ピンとくるものを採用していくのが良いと思います。
そして、ヒーラーとしては、ヒーラー自身が体感することだけをよしとするのではなく、体感することも素晴らしく、体感しないこともよしとして強みとして進んだり、または現在地を理解してトレース力を上げていくよう努めていったり、色々と望むように進んでいかれたらと思います。ヒーリングをした相手が体感しなかったとしても、ヒーリングをしっかりと責任を持って行えたと感じていたのならば、その認識のままでも構わないはずです。体感がなかったヒーリーが悪いのではありませんし、体感を起こさなかったヒーラーが悪いのではありません。ただ、「体感はなかった」というだけのことです。それでも、その後の現実、その次の日からの感覚の変化があれば、エネルギーが動いて、しっかりと現実を変えていくはずです。
ヒーリングを受ける側としても、体感があるから凄かった、というのではなくて、体感があってもなくても起きたことは起きたのだろうと認識して、その後の現実がどう変化していくのかをキャッチしていかれると良いかと思います。「体感がなかった。ヒーリングは無意味」と認識してしまうと、その後に起きるべき変化も、顕在意識ではその変化を望んでいないことと潜在意識が動き、変化を起こさないようにして、実際に無意味にしてしまうことも起きますから、認識を柔軟にされることをお勧めします。
顕在意識と潜在意識の不思議さをまた改めて感じるお話でした。ご質問、ありがとうございました。次回は「22. エンパス体質とはなんですか？」「23. 霊視できる人に言われた助言と自分が今思うことが違う場合どちらを信じて選択すれば良いですか。霊視してくれた人の言葉を信じてないと言うわけではないです」です！お楽しみに〜♡