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Lapisの1stワンマンライブに行ってきました

 8月11日の木曜日、山の日に初台はつだいDOORSにて、Lapisの1stワンマンライブがもよおされました。ライブタイトルは「Progress Story」です。チケットは3種類あったけど、僕はとても貧しいので、いちばん安い2000円のAチケットを購入しました。当日はなんだかすこぶるやる気がなかったんだけど、昼ごろまで勉強をして、15時半くらいに家を出ました。

 大宮駅から湘南新宿ラインで新宿駅まで行き、そこから京王新線で初台駅に向かうわけなんですが、JR線から京王新線までの道のりがひどく遠かったので疲れました。永遠とも思えるほど階段やエスカレーターで下りました。あまりに深く降りさせられるものだから、地獄にまで通じているのかと思いました。京王新線の新宿駅から初台駅までは1駅と近かったので良かったです。

初めて降りる初台駅

 初台駅を出ると、目の前に新国立劇場があって、そのすぐ近くにライブハウス初台DOORSはありました。僕はとりあえず新国立劇場の敷地内のベンチに座って身体を休めながら汗を引かせました。オタクたちが一人、また一人と初台DOORSに入って行くのが見えます。

新国立劇場から見た初台DOORS

 開演時間は17時15分だったので、僕は17時ちょうどくらいに初台DOORSに入りました。Lapisの所属する事務所、ドリーミングワークスの美人社長である和子さんに受付をしてもらい、リストバンドを右手首に優しく巻いてもらいました。あと入場特典のステッカーをもらいました。Lapisのメンバーのイラストがえがかれた可愛らしいステッカーです。みんな同じ顔に見えるのはご愛嬌。

Lapisのステッカー

 ライブハウスのホールに入ると、まず最初にアイドールBRAVEのメンバーである花守はなもりつぐみちゃんの姿が目に入りました。「あ、つぐちゃだ! かわいいなあ」と思ったけれど、無銭がっつきは良くないので声はかけませんでした。ただ、無視するのも良くないから手をひらひらと振りました。するとつぐちゃが笑顔の花を開かせて「ふちりん!」と答えてくれて嬉しかったです。

 入口のあたりにいるスタッフの人が「できればあらかじめチェキ券を買っておいてください!」と叫んでいたから、そういうことなら買っておこうと思い、小川さくらちゃんのチェキ券を買いました。イエロー担当の小川さくらちゃんは、人生2周目の可能性があると僕は思っていて、一目置いています。さらに、最近さくらちゃんの写真を見ると胸がどきどきするので、もしかしたら恋をしているかもしれません。それかただの動悸か。高血圧だからよく動悸がするのです。

 チェキ券を手に入れた僕は、ドリンクチケットをジンジャエールと交換しました。お酒を飲みたい気持ちもあってとても迷ったけれど、動悸がしてきてライブを楽しめない可能性があったので思いとどまりました。最近、お酒を飲むと動悸がすることがあるのです。もう先は長くないかもしれません。いつ死んでもおかしくないような気がしています。だからこのライブレポもできるだけ早く書かなきゃいけないなと思っています。

 僕はいちばん安いAチケットで入場したので、後ろのほうに立ちました。いわゆる後方彼氏面こうほうかれしづらです。お客さんは思った以上にたくさん入っています。アイドールBRAVEの2ndワンマンライブのときと同じかそれ以上入っているように感じました。Lapisちゃんはデビューしてからまだ7か月くらいしか経っていないのにすごいなあ、と思いました。

 ライブが始まると、黄色いサイリウムの多さに驚きました。プロデューサーでもある井上樹里いのうえじゅりちゃんの紫色と同じくらい多かったです。そう感じたのは、単純にイエローの発色が他の色とくらべて強いからかもしれませんが。初台DOORSはライブステージの段が高いので、後ろのほうにいても見やすかったです。小川さくらちゃんの一挙手一投足がよく見えました。小気味よく動くダンス、まっすぐな瞳、引き締まったウエストがとても良かったです。歌はほぼ口パクだったからよく分かりません。もっと生歌が聞きたいなという気持ちはあります。ピンク色担当の永島美玲ながしまみれいちゃんは歌がべらぼうに上手いのに、ほぼ口パクなのは勿体ないなと思います。井上樹里ちゃんが卒業したあと、ほぼ口パクのライブがどうなっていくのか気になります。ダンスの負荷がめちゃくちゃ重いというわけでもなさそうだから、生歌でもいいんじゃないかという気もするけど、3人だと厳しいのかもしれない。

 井上樹里ちゃんはLapisのプロデューサー兼メンバーなんだけれど、このワンマンライブで卒業してしまいました。事務所からも卒業しました。僕は樹里ちゃんが6年前に16歳で事務所に入ったときから見ているので、とてもさみしいです。でも、ドリーミングワークスを卒業してもまたアイドルをやりそうな雰囲気があるから、そのときはまた陰ながら応援したいと思います。

 樹里ちゃんは、オタクをすごく大事にする優しい子です。大宮駅前で僕を見かけると、僕のことなんか無視すればいいのに、わざわざ「ふちりん!」と声をかけてくれます。その声で僕は樹里ちゃんに気付き、手を振りかえしました。そんなことが2回くらいあったように記憶しています。またいつかどこかで樹里ちゃんに会ったら、笑顔で手を振り合えるといいなあ。樹里ちゃんが事務所に入ったばかりの頃、彼女のダンスはとてもぎこちないものでした。でもこの日のライブの彼女はすごく華麗に踊っていました。そこに6年という時の流れと成長を感じ、「樹里ちゃん、最高に素敵なアイドルになったね。これからもがんばってね」と心の声で語りかけました。

 ライトグリーン担当の大原めいちゃんは4人の中でいちばん緊張しているように見えたけれど、笑顔が可愛らしかったです。「うっちゃん」という常連さんがめいちゃん推しなんですけど、彼がライトグリーンのサイリウムを持ってものすごくジャンプしていたので驚きました。うっちゃんさんってそんなタイプのオタクだったっけ?と思ってよく見たら、人違いでした。その人の斜め後ろあたりにうっちゃんさんはいました。ライトグリーンのサイリウムを持ってはいたけれど、ジャンプはしていません。大人の落ち着きを持ってサイリウムを振っています。あるときふとめいちゃんがうっちゃんさんにレスを送ったように見えて、微笑ましい気持ちになりました。

 MCにおいて、メンバーそれぞれがお手紙を読み上げました。小川さくらちゃんはおおむね内容を覚えていたらしく、手紙に目を落とすことは殆どありませんでした。さくらちゃんは、樹里ちゃんがいなくなることで不安も大きいだろうに、真っすぐなまなざしで客席を見ながら力強い声で「私はLapisを守り続けることを宣言します!」と告げました。とても頼もしかったです。ますます応援したくなりました。

Lapisの公式ツイッターより。ライブ後の記念写真

 ライブが終わって、2ショットチェキ撮影会が始まりました。僕はあらかじめ購入しておいた小川さくらちゃんのチェキ券を手に持ち、さくらちゃんの列に並びました。僕は最近、小川さくらちゃんの写真をTwitterで見ると胸がどきどきするので、そのどきどきはいわゆる胸キュンなのか、ただの動悸なのか確かめるつもりだったけれど、実際にさくらちゃんに会って話をしたら居心地が良くて、胸の鼓動のことなんか忘れてしまいました。

小川さくらちゃんとのチェキ

 さくらちゃんの凄いところは、僕みたいなコミュ力の低すぎる人間とも極めて自然にコミュニケーションを取ることができるところです。僕自身もコミュ力が高いのだと錯覚するほどに。本当にコミュ力の高い人というのは、コミュ力の低い人とも自然にコミュニケーションを取れる人のことを言うのだなと思いました。コミュ障の人は、小川さくらちゃんを推すことを強くおすすめします。

Lapisの公式ツイッターより。Lapisの新しいアー写

 さくらちゃんが「ねえ、3人になってもLapisのこと応援してくれる?」と少し不安そうだったので、「さくらちゃんがいる限り応援するよ」と伝えました。さくらちゃんからチェキを受け取って帰ろうとすると、目の前にはとても長い行列ができていました。さくらちゃんとチェキを撮ろうとしている人たちの行列でした。さくらちゃんの人気の出具合は尋常じゃないなと感じ、そのうち遠い存在になってしまうんじゃないかと心配になりました。どこまで行くのか楽しみでもあるけれど。

初台の日高屋にて

 Lapisのワンマンライブのあと、インターネッ友のびろすえさんと初台の日高屋に行って飲みました。びろすえさんは小川さくらちゃん推しです。そんなびろすえさんに、ひょんなことから「白川ももちゃんと若菜さきちゃんと小川さくらちゃんだったら、誰と結婚したいですか?」と訊かれました。白川ももちゃんは大宮アイドールのメンバー、若菜さきちゃんはアイドールBRAVEのメンバーです。誰と結婚しても幸せになれそうなので、僕は「う~ん…!」と長考してしまいました。1分くらい首をひねったのち、「わずかの差で小川さくらちゃんかな!」と答えました。まあ誰とも結婚できないんですけども。

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