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noteを始めてみて感じたこと

 僕はとても長い間(15年くらい)はてな村に住んでいますが、最近はnote村にも足を運ぶようになりました。はてな村に住んでいるとは言っても、はてな村の住民からはほぼ無視されているので、はてな村民であるという実感はありません。「はてな村は恐ろしいところだ」とツイッターではよく言われますが、僕は恐ろしいと感じたことがありません。恐ろしいことが生じるのは、有名はてなブロガーだけであって、僕みたいな末端のはてなブロガーには、恐ろしいことは起こらないみたいです。だからずっとはてな村だけに居ても良かったんですけど、インターネッ友がnoteで有料記事を書いて結構お金を稼いでいるのを見て羨ましくなり、noteもやってみることにしました。

 はてなブログ(『ふっち君の日記。』というブログです)に書いてあるものとは趣きの違うものをアップしようと思って、最初はハードディスクの奥に眠っている昔書いた恥ずかしい小説を投稿することにしました。『吉田君のレモンティー』という短い小説です。

 これをnoteにアップし、その旨をツイッターで報告してみたところ、ハートマークがいくつかついてテンションが上がりました。さらにはサポート(投げ銭)をしてくれる篤志家も出現し、僕はまさに欣喜雀躍しました。はてなブログではどれだけ一生懸命書いても、はてなスターが1つもつかないことがしばしばありました。金銭に関して言えば、お金がもらえるどころか、むしろ一時期はてなに課金していました。なので、僕はnote村のことがとても好きになりましたし、文章を書くことに対するモチベーションが非常に上がりました。

 そのあと、いくつかの昔の恥ずかしい小説を書き直して投稿しました。そして、日課の30分ウォーキングをしている時に、「そろそろ有料記事を書いてみようかな。そうだ、ウォーキングについての記事を書こう。これは僕の約7か月におよぶ経験に基づく記事になるから、有料にしてもいいだろう」という考えが浮かびました。「約7か月の努力の結晶だから、あまり安売りはしたくないな。300円にしよう。それで売れなかったら値段を下げよう」と思いながら文章を書き、すごくドキドキしながら、有料記事として投稿しました。

 そしたら何と、300円も出して購入してくれる人が何人か現れたのです。以前、耳マンというサイトの『推しメンが結婚しちゃった日記』という連載で原稿料を頂いていたことがあったけど、読者の人から直接お金を頂いたのは(投げ銭を除けば)初めてだったので興奮しました。それでも沢山は売れず、ポツポツ売れた感じだったため、世の中は甘くないなと痛感しました。note村に来る前は、「noteを始めさえすれば、石油王みたいな人が現れて、毎日1万円投げ銭してくれるかもしれない」と思っていたけど、そんな甘い世界ではぜんぜんなかった。「地道に努力して、良質な文章を書かなくては、売れないし投げ銭もしてもらえないのだ。頑張ろう!」と今では思っています。

 あと、noteに有料記事を投稿しようとすると、「お金を払うに値する文章を書かねばならない!」と思って、めちゃくちゃ頑張れることが分かりました。上に載せた社労士の勉強法の記事は、1週間くらいかけて約1万3000字も書きました。無料だったら、絶対にこんなに書けなかったし、そもそも書こうと思いもしなかったでしょうね。ただ問題は、有料にすると読んでくれる人がほとんどいないということです(苦笑)。でも、有料にすると決めることで、めちゃくちゃ真剣に文章を書くので、文章力はすごく上がるような気がしています。

 そう言えば、こないだnoteに記事をアップしたら、「あなたは3週連続で記事を投稿しました! すごい!」みたいなことを運営に言われたので、心がぽかぽかしました。note村は、とてもしばしば僕のことを褒めてくれるから、note村のことがどんどん好きになってしまいます。はてな村ではどんだけ頑張って記事を投稿しても、運営はまったく褒めてくれないし、はてなスターもはてなブックマークもめったにつかないので、このままだとはてな村のことが嫌いになってしまいそうです。15年間もお世話になったのに。それにしても、noteは文字が適度な大きさだから、文章がすごく書きやすいなあ。

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 そうそう、もうひとつ言いたいことがありました。note村で活動を始めてから、お金の無駄遣いをしないようになりました。なぜかと言うと、たとえ100円のサポート(投げ銭)でも、僕にとっては死ぬほど有難くて、使うのがもったいなく思うからです。以前はダイドーの鬼滅コラボコーヒーをウォーキングの途中で買ったりしていたけど、それを全くしなくなりました。サポートや記事の購入をしてくれた人たちの顔やアイコンが頭に浮かび、買いたい気持ちを押しとどめるのです。缶コーヒーの代わりに水道水を飲んでいます。水道水もキンキンに冷やせば結構おいしいです。払って頂いたお金で僕は、新たな書籍などを購入し、自分の文章や感性を磨いていきたいと思っております。ふつつか者ですが、これからも応援よろしくお願いいたします。

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