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2月の養生法~すこしずつ春の準備を~

ファーナーズへ(fuachaファンのみなさん)
こんにちは。fuacha広報の紗々(しゃーしゃ)です。

まだまだ寒さが厳しい時季ですが、私たちの体はゆっくりと冬から春への準備を始めるタイミングです。

ファーナーズのみなさんは、風邪など引かず元気にお過ごしでしょうか?今日は、気持ちよく春を迎えるための養生法をお伝えします。

暦の上ではもうすぐ春

2月4日は「立春」。

カレンダー上では春になりますが、実際の季節とは若干のズレを感じますね。

2月はまだまだ厳しい寒さが続きますが、春の兆しを感じられる時季でもあります。

中国最古の医学書「黄帝内経(こうていだいけい)」では、この時季の養生によってその後の1年を健康に過ごせるかどうかが決まると言われているほど。

黄帝内経(こうていだいけい)Wikipediaより

春はあらゆるものの目覚めのときでもありますが、隠れていた症状も現れてきてしまうシーズン。私たちの体もその変化に少なからず影響を受けてしまいます。

中医学(中国の伝統医学)では、春はアンバランスが生じやすい時季とも言われています。

冬から春へ、季節の移り変わりとともに変化する陰陽

中医学では、自然界に存在するもすべてを「陰」と「陽」に分類する考え方があります。

日本では夏至に「陽」が、冬至に「陰」が極まるというサイクルを繰り返しています。

立春を過ぎる頃、冬の間に優勢だった「陰」が少しずつ減り、「陽」が一気に溢れてくる季節を迎えます。

「陽」が満ちてくることで、身体の中でも新陳代謝が活発になり、エネルギー消費量も増加します。春は、「肝」に影響が出やすい季節とされ、身体的、肉体的にも不安定になりやすい時期です。

中医学でいう「肝」は、本来の肝臓の働きのほかに、自律神経や目や筋肉、感情や情緒のコントロールなど、システム的な部分のところまでを意味します。

立春から始める春の養生法

養生とは、病気の予防を図り健康を心がけることを言います。

身体を休めたり運動したりする工夫をする「体養生」、食事の工夫をする「食養生」、リラックスしたり心が元気になる工夫をする「心養生」の3つに分けてそれぞれ見ていきましょう。

■体養生 早起きを心がけて少し散歩を

春は日の出とともに自然の陽気が動き始めるので、身体をそれに合わせてあげるためにできるだけ朝は早く起きるようにしましょう。

環境などの変化でストレスを感じやすくなるこの季節、散歩する時間を取って身体を動かし発散させましょう。

いつも通勤で歩く道でも、時間帯が変わると意外に新しい発見があるもの。草花の美しさや鳥のさえずりなどに感動するかもしれませんね。

■食養生 「肝」「血」を補い、「気」の巡りをよくする

寒さを感じるうちは、「肝」を補う食材で身体を温め栄養をしっかり蓄えておき、寒さが和らいできたら体内の老廃物を外に出すのをサポートしてくれる春の食材を。

「血」を満たす性質のあるほうれん草、なつめ、あさり、牡蠣などの食材を意識的に食べましょう。

「肝」は「酸味」を好むので日々の食事に上手に取り入れることをおすすめします。
「酸味」は、春に乱れやすい「肝」の疲れを癒し、正常な働きに戻してくれるんだそう。

酸味の代表、柑橘系のフルーツは「気」の巡りをよくするとされているので、フライや唐揚げにレモンをかけてみたり、サラダにグレープフルーツを散らしてみるなど、ちょっとしたところでも摂り入れられそうですね。

また、春に成長する緑の野菜(春菊、せり、セロリ)も気の巡りをよくしてくれます。

そしてアボガドは、「肝」の働きを高めて、余分なものの排出を助け、さらに「気」を補って疲労回復や新陳代謝をサポートしてくれる優れた食材なんです。

生のアボガドにレモン汁を加えれば「肝」を補う酸味も補うことができ、さらに◎。

■心養生 fuachaの果茶でリラックス

春は「肝」の不調で「血」や「気」の巡りが不安定になってしまい、イライラや気持ちの揺らぎ、不眠という症状で現れることがあります。

さらに「肝」の不調は、PMSや生理痛、更年期障害など女性特有のトラブルにも関係します。

このような症状が気になる方は、ぜひfuachaの果茶を摂り入れてみて。

fuachaの果茶に入っている「なつめ」「クコの実」「ろんがん」は、中国では昔から「女性の巡りをサポートする3つの宝物」と言われています。

お湯を注いで果実の栄養を薬膳茶としていただけば心もほっこり。

お湯を注がずに、そのままドライフルーツとして食べることもできますよ。栄養価が高くてヘルシーなところが気に入って、私も時々おやつとして食べています!

fuachaの果茶が新しい季節を迎えるファーナーズのみなさんの力になれたら嬉しいです。

次の更新も楽しみにしていてくださいね。

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