無い映画のあらすじ #1

20xx年。

日本ではかつての様に死が身近なものではなくなり、情操に悪影響だとされ、次第に『死』そのものについて触れることもタブーとされていった。

2053年に施行された「生命基本法」により、人間を含めたすべての動物は死より前にとある施設に収容されることとなった。人々は『死』という言葉も知らずに『生きて』いた。

そんな日本の地方都市に住むイブキはある日、人の死体を目撃してしまう___。

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