丸11年！

本日、2023年2月3日で、
俳優を目指して故郷・北海道から上京し、事務所に入って11年が経ちました。

家族、事務所、これまで現場でお世話になった皆様、日頃応援してくださる皆様、
本当にありがとうございます。

昨日までの1年間、活動開始してから最多の14個お仕事をさせていただきました。
その中で、自分が目標とする
“冴えなさ、ダサさ等、コンプレックスだったものを武器に”
という路線にあった役を掴めたり、苦手意識があった役柄に挑戦できたり、ありがたい経験をさせていただいきました。

しかし、悔しいこともありました。

大切な原点である『ごめんね青春！』
以降、せっかくいただいたチャンスを無駄にしないよう、最低でも年に1度はドラマに役付で出演したり、ドラマ・映画・CMとあわせ、計30以上の作品に出演させていただき、中には主役を務めさせていただいたものもあったのですが、
ごめんねファンの方から、あれ以降何にも出てなかったと言われてしまい…

ごめんねからの数年間、
成田くんのお芝居も、今日まで掴んできたお仕事も、自分の存在自体も否定されたこともありました。
自分の未熟さにも毎日悩んできました。
その中で、磯山さんや宮藤さんたちにいただいたチャンスを無駄にしないように！ということが僕の糧でした。

でも全然ダメだったんだなと、全て無駄だったんだなという気持ちになりました。

だから昨年、恩師であるごめんねの作り手さんたちと再会した時も、申し訳なさや、どう思われているのかという恐怖から、オドオドしてしまい、あまりお話できませんでした。

ご挨拶が暗い話になってしまい申し訳ありません。
しかし、来年で原点から10年を迎えます。
だから今年はその節目をしっかり越えられるかどうかがかかった年。
僕の現状を知っていただいたうえで、応援していただけたらと思います。

甘い世界ではありません。だから今年、細やかな目標を1つしか達成できないかもしれない。
それは僕にとっては大切でも、業界的、世の中的には、だから何？ってレベルのものかもしれない。

しかし、劣等感や焦りに耐えられず、表面だけを立派にして手っ取り早く成功者になろうとした結果道を踏み外した人を、芸能界に入る前も後も何度も見てきました。

だから、今の僕にできること、やりたいことからやってみます。

また今日から、よろしくお願いいたします！