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日本人が外国人と話せないのは、英語が出来ないからではなく、説明力の差だなぁと思った話


自分は英語が苦手だと感じている人は多い。
語彙を増やさなきゃと頑張る人を見る。

しかし本当にそうだろうか。

日常で使う言葉なんてそれほど多くない。
例え拙い英語だとしても、本気で身振り手振りを交えてやり取りをすれば、意外に何とでもなる。

街で外国人に道を聞かれた


昔、街を歩いていると、外国人に道を聞かれたことがある。

私も道がわからなかったので、他の人(日本人)に道を聞いた。
その人は私の隣に立つ外国人を見て、私も外国人だと思ったようで、英語は無理、と言う。


不安そうな顔なので、道を知らないのかな、と思った。
でも日本語で大丈夫です、と言ったら、しっかりと教えてくれた。
どうやら、道は知っていたようだ。

その人がどのくらい英語がわからないのかはともかくとして、そもそも伝える気がないのだなぁと感じた。

下手かもしれないけど、ニア ステーションとか単語を羅列したり、絵を描くことだってできるはずだ。

でも、もう頭っから無理だと思ってしまっている。

多分そう言う人は多いと思う。


気持ちの問題だから、どうとも言いがたいが、
例えばその人がフランス語で話してきたら、ボンジュールと言ったり、中国人ならニーハオくらいは言いたいなぁと思う。

何となく、でしか喋らない生活


普段の会話では、阿吽の呼吸に頼ることがおおい。


例えば、鬼滅が好きなんだよね、わかるー、それな、あのシーンいいよね、みたいな感じで。

大して頭は働かせていなくても喋れる。

外国人と話していると様々なことを聞かれる。

なぜその色が好きなのか、どこが好きか、何故そのシーンが好きなのか…

私は青が好きだけど、理由を聞かれると途端に困る。というか、今まで好きな色やその理由を聞かれた経験がないので、それにも驚いてしまう。


なんとなく好きだったりすることが多くて、うまく感情を伝えられているか謎だ。

なぜときかれてわからない…

ソクラテスの「無知の知」のような感じをいだく。

今まで、私には知識が欠けているのだ、教養が足りない、と本を読んでいたけれど、そう言う勉強面が不足しているわけではないようだ。

ディベートに慣れていない、そんなに対話をしていない…

たくさん英語などの外国語を話すと、頬が疲れる。


そういえば日本語を喋る時は全く口を動かしていないし、マスクをしている生活では余計にそうだ。

だからたまに洋楽を歌ったり、英語を話したりすると、筋トレしているなぁと感じる。
普段、全く表情を動かしていないことも痛感する。

日本人との会話は深読みしてしまう

日本人と話していて、

「へぇ、●●好きなんだ、私も好き」と言われると、本音なのかがよくわからない。

ちょっとだけ好きなのか、ガチなのか、なんだか踏み込めない壁を感じる。みんなある意味優しいので、

「私は嫌い」と言われることなんて、ほとんどない。 

だから、忖度してくれてるんじゃないかな、この会話に実は退屈してたりして…などと、推理を繰り広げてしまう。私が考えすぎなだけかも知れないけど。

本当に相手がそれをめちゃくちゃ嫌いではない限り、

面倒な会話は、

それな、わかる、の三文字で終了だ。


以前、日本に留学した外国人が日本人とは友達になった気がしないと感じたという、英語の記事を見た


その人曰く、ずっと外国人代表の一人として見られているのだと。

私を見ていない、アメリカ人の一人として見られている。

何となくわかるし、してしまうこともあるから気をつけたい。

私も、外国人の方から、日本人だから好きだよ、のように言われると何だか少しもやっとする。私は「日本人代表」でもない。

そう思う反面、

別にその人が外国人だからじゃなくて、日本人同士でも、お互いにどこか打ち解けづらい。

そう思えてしまう。

解決策があれば何か聞いてみたい。

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