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my opinion4

最近見たアニメに思う。
最近見たアニメが、進撃の巨人(総集編)・東京喰種:re・モンスターホテル。

これらの作品に共通するテーマの1つが、

『争う事の虚しさ』

ではないかと思う。
(あ、ここから多少ネタバレを含むので、特に最初の2つに関して、最近見始めたばかりだという人は、これより先はお気を付けください!)


それぞれのストーリーをなるべく掻い摘んで話させてもらうと、

進撃の巨人は、遠い昔に発生した争いによって分断した人々の戦いで。

Aの国では、自分達以外の人間はおらず、壁の外は危険だと教えられ育てられるし、Bの国では、Aの国の人々は、野蛮で危険だから、駆逐しなければいけないと教えられ育つし、Bの国に今なお住んでいるAの国へと逃げた人と同じ種族の人々は、とても虐げられた生活を送っている。

特に、B国の兵士達は、A国に潜入し、人々と触れ合う中で、植え付けられてきた自分達の意識に疑問を抱く。

まぁ、B国の上層部や他の国の思惑、A国の一部の兵士の思い等もあり、結局、激しい戦争へと発展するのだけど。

東京喰種は、人間と喰種(グール)と呼ばれる、主食が『人』である、見た目が人間と変わらない種族との戦いの話。

これは、3章から成る作品。
人間である主人公が、とある事故によって喰種の血液を輸血(あ、もしかしたら臓器移植だったかな?)された事で、半喰種になってしまう事から、話が始まる。

1章では、主人公を通した喰種側からの話。2章では、先の章で捕らえられた主人公が記憶を失いCCG(喰種専門の警察みたいな組織)となった、そっち側からの話。
そして最終章で、再び記憶を取り戻した主人公が、それぞれの種族が平和に暮らすために奔走する。という話。

モンスターホテルは、ディズニーのTV映画。
自身の妻を人間に殺され、以降人間を憎む様になったバンパイアが、安全に過ごせるようにと作ったモンスターだけのホテルに、ある日、偶然、人間が紛れ込んでしまう。
バンパイアは、滞在する他のモンスター達に、その人間の存在を知られまいと奔走するが、バンパイアの娘と出会い、恋に落ちてしまう。
最初は、そんな恋など絶対に認めていなかったし、人間への恐怖や憎悪が払拭出来なかったバンパイアだったが、人間の優しさに触れるうち、二人の恋を認め、最終的には、ホテルを人間にも開放する。

さて。これらの話(特に最初の二本)は、それぞれにどんな違いがあっても、それぞれに家族や友人がいて、その人を取り巻く世界がある。
そして、どんな違いが合ったとしても、戦う事は無意味だし、本当はそれぞれがそれぞれを知れば、共存する事もきっと不可能ではない。
という事をいっていると思うし、いかに特権階級の者が、自分の利権で世の中を動かし、それがいかに危険か。も、垣間見える。

今の状態そっくり😑

これを描いた人、そして、これを読んだ多くの人は、きっとよく似た感想を持ったのではないかと思う。
もちろん、これらのアニメや漫画は、コロナ前のものだから、今の世の中に反映しなかっただろうけど、それでも、自分と違うからといって、相手を攻撃する事の是非に関しては、うーん。と考えたはずである。

なのに。マスク警察だとか、ワクチンの接種と非接触による分断(これは国を挙げて分断を作っているからだけど)とか。

今、ワンネスについて、学びの途中なのだけど、今の気持ちのままでは、やっぱり、なかなか先は遠いのかもしれない。


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