クリスマスは1番好きなイベントだけど1番残酷でもあった 後編
さて 知り合いの素敵なクリスマスのエピソードからドドーンと急降下して私のエピソードに入ります。
普段人のことを褒めることのないヒステリックな母親でしたがイベントごととかは好きなようで 季節ごとのイベントなどは色々用意してくれたりはしていました。
クリスマスも演出してくれたおかげでサンタさんの存在を信じていました。私は割と夢を見るタイプでよく言えば純粋でした。
気がついたらベランダにプレゼントがあり
「サンタとトナカイの鈴の音が聞こえた!」
と言ったこともあります。本当にそう思ったのです。
後にそれが大人になってからも 定期的に両親にバカにされるエピソードとなります。とても鬱陶しいです。
私の両親は 人の純粋な気持ちもバカにするタイプです。
少し脱線しましたが
当時小学4年生。まだサンタさんも信じていました。クラスの中には サンタなんかいねえよ!!という子たちもチラホラいる中で100%いると、信じていました。
その頃 ゲームボーイのポ◯モンが出始めた頃で仲のいい女子6人くらいでよく集まり みんな持っていたので放課後はみんなでゲームをしました。
私は持っていなかったので弟のを借りていました。
自分のも欲しかったので
サンタさんに「ゲームボーイお願いする!」と母親の前で言いました。
するとみるみるうちに母親の表情が鬼の血相となり
「そんなもんあんたには必要ない!そんなものは毎日きちんと学校に行ってきちんとしてる子が持つもの。!!!そんなものを持ったらおかしくなる!!!」とヒステリックに言われ
それでも私はみんなと一緒にやりたかったので何度も交渉しました。
すると鬼はため息つき
「もうどうしようもないからいうけど。あのね、サンタはいないから。親があげてるだけだから」
と言われました。
私はいろんなことが衝撃で 頭が回らなくなり
「それなら わかった。もう要らないよ」
って言いました。
するとまた鬼の血相となり
「そんなことしたら!!!近所の人とか周りの人から 何であのうちは あんただけにサンタ来ないんだ!!!って私がどう思われると思ったらのー!!!!!」とヒステリックに叫ばれました。
これが 私の最悪なサンタのネタバラシとなりました。
夢も希望もありません。
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