『「繊細さん」の本』を読んだ感想

 『「繊細さん」の本』を読みました。この本を読んだ感想を書きたいと思います。

 この本では,人よりも繊細な人「繊細さん」がどうやったら元気に生きれるかを解説しています。

 最初の方に,「繊細さん」であるかどうかの診断テストもあります。私は「繊細さん」ではないという結果になりました。

 「繊細さん」でないと判断されたらこの本にもう用はないかというと,そんなことはありません。「繊細さん」ではないという判断になっても,「繊細さ」がないわけではないからです。「繊細さん」ほどではなくても,誰しも他人の顔色をうかがって不安になることがあったりすると思います。そういったときに,どう対処すればいいか具体的なアドバイスが記されています。「繊細さん」ではない私にも役立つ情報が多くありました。

 興味深かったのは,「繊細さん」と分類される人たちの感じている世界を知ることができた点です。身の回りにも「あの人は繊細だな~」と思う人がいますが,そういった人のことを少し理解できたような気がします。

 『「繊細さん」の本』は,とても興味深い本でした。自分のことを繊細だと感じている人にもそうでない人にも役立つ本です。「繊細さん」は,繊細であることにより,日々の生活に疲れてしまう場合の対処法を知ることができます。「繊細さん」でない人は,「繊細さん」がどのように感じているか,どのように接したらいいのかを考えるきっかけになるかもしれません。「繊細さん」の実例もあり,読みやすいのもよかったです。

 

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