物見櫓の麓、川沿いにこじんまりとしたログハウスを建てた。短時間で酷使してしまったドローンを労りながら、固形の携帯食糧を齧る。天窓から見える空は薄暗い。明けきらない夜明けが暫く続いたかと思えば、また日が傾いてきた。即席のポタージュを胃に落として熱を抱える。今夜もまた、冷えそうだな。

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