村上春樹作品の何が面白いかというと、現実世界の中に、夢に出てくるような絶妙な世界感が繰り広げられるところ。『ダンス・ダンス・ダンス』では、いるかホテル16階の暗闇の世界観がまさにそれ。あとは『1Q84』で高速道路から下る階段から始まる「1Q84」年とか。読む人にとっては面白い。

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