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文章力トレーニング③ (参考:「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。)

今回読んだのはこちら

ライターとして活躍されてきた著者のお二人が「書き方」「伝え方」をテーマとする本100冊で書かれているポイントを洗い出し、ランキング形式でまとめた1冊。
1~7位は必ず守るべき書き方の基本ルール
8~20位はワンランク上の文章を書くためのポイント
21~40位は気を付けるとさらに文章が良くなる秘訣
としてまとめられています。

本を通して自分にとって大切だと思ったこと

◆いつでもメモを取れるようにしておく

ネタや情報を集めるというプロセスに欠かせないこととして「メモやノートに残す」ということは欠かせない。基本ルールの一つとしてこのことが書かれていました。
仕事中は常に傍らにメモを置いているものの、ぼーっとしているときに思いついたことは後回しにしてしまい、流れていってしまうことがしばしばあります。
アイディアが生まれやすい場として挙げられていた4B
・Bus:移動中
・Bedroom:寝ている時/寝る前/起床直後
・Bathroom:風呂/トイレ
・Bar:酒を飲む場

これらの場に行くときは特に、アイディアを書き留められるよう意識しようと思います。

◆名文を繰り返し読む

自分で書いたものを見返すとき、基準となっているのは自分が良いと感じた過去に読んだ文章だと思います。
逆に、読んだことのない、あまり触れてこなかったような書き方は自分の中の基準にないので、いつまでたっても取り入れられないのだということに気づきました。
読むのが負担だと感じる、少し負荷のかかる文章を読むことを意識して文章力を養っていきたいです。

◆書き出しにこだわる

書き出しにこだわるべき、というのはわかっていてもなかなか難しくて止まってしまうことがあります。
書き出しパターンとして挙げられていた6つがとても有用だなと思いました。
・会話や音から始める
・タイトルの逆を書く
・動きのある状況から始める
・疑問を投げかける
・格言/名言を使う
・短文で言い切る

まとめ

いい文章を書くためには的確なインプットが欠かせない

テクニックにしろ、語彙にしろ、情報にしろ、とにかくたくさん読んで自分で咀嚼し飲み込むことで身につくものだということがよくわかりました。
そして、インプットしたら思いつき、気づき、自分の考えなどをすぐアウトプットする。その習慣づけが文章力を鍛えるために必要だと思いました。

メールからプレゼン、SNS発信など様々なパターンに使えるポイントが詰まった1冊で、書くためのコツをさらっと学びたい人にオススメです。


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