幸せを追い求めるあなたへ
「自分はもっと幸せになれるはず、今の環境に全然満足していない。」
そう考えている人は少なくない。
人とは不思議な生き物だ。
人は他人と自分を比べたがる。自分にないものを持っているものをうらやましがる。ないものねだりの激しい生き物だ。
隣の芝生は青く見えるということわざがあるがまさにその通り。
他人のことばかり気にしていると自分の「今」が見えなくなる。
「今」が見えなくなると、自分は幸せではないと思ってしまう。
はたしてそうだろうか?
幸せに気づくポイントはあなたの心と環境の中にある。
まずは、自分の環境だけに目を向けてみよう。
そうすると、何気ない当たり前のことが実は一番の幸せであることに気づく。
それを教えてくれる映画を1つ紹介。
「最高の人生の見つけ方」(2007)上映時間:97分
大富豪と町の自動車整備士という真逆の人生を歩んできた2人が余命半年と宣告され、病室で出会い、友情を結び、「死ぬまでにやりたいことリスト」を作り病院をでて一緒に夢を叶えていく物語。2人はやりたいことをどんどんやっていくのだが、最終的には「当たり前の日常=自分の環境」が幸せであると気づき戻っていく。
この映画をみた当初は、やりたいことリストを叶えていく2人がうらやましかったし、そうありたいと思った。
やりたいことを叶えるというのはすごく素敵なことだ。
それも大事であるのは事実。
でも、今ならわかる。何気ない日常にこそ実は幸せのヒントが隠されている。
これは仕事を辞めないと気づけなかった。
空白の時間は怖い。
空白だからこそ、自分の環境を改めて見つめなおすと幸せがたくさんあった。
この感情を忘れずにいたい。
さあ、仕事を探そう。日常の何気ない幸せを胸に。
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