ポエ文(ぶみ)その10

昨日の晩御飯も思い出せないから前しか向いて歩けない。昨晩何をインストールしたのやら、ToDoリストは文字化け。頭痛だけは思い出したまま、明日の天気を検索する。この自分は自分の連続体を投射するための映写機に過ぎない。オリジネイターとはそういうことなのだろう。全方位を取り巻く森羅万象のサブスクを消化するのはこの映写機には役不足だと気づくのはいつも事後。今月も支払った残り時間の使い道を考えているうちに破産するから、とにかく回さなければならない。経済を。交流を。映写機を通り過ぎるフィルムを。


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