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新しいブドウを我が家のベランダ果樹園に迎えることにしました! ①品種ごとの特徴と選定基準について

4年ほど前からベランダでブドウ(マスカット・ベリーA)を育てています。今回新たに別の品種のブドウを購入することにしました!今回はその背景や品種選びなどについて紹介していこうかと思います😁


新たに購入することにした背景:キウイフルーツにに実がならない💧

わが家のベランダの一角でキウイフルーツを育てています。もう5年目になるのですが実がなりません💦 花は咲くのですが、受粉が成功していないのか、枯れて落ちてしまいます。
育てているのはスーパーエメラルドというちょっと変わった品種で、雌雄同株なので1本で結実します。スペースに限りがあるベランダでは、省スペース化できるため、おすすめの品種です。
しかし、わが家ではなぜか結実しません。調べてみると、結果率は良くないらしいとの記載もあるのですが、原因はよく分かりません。ただ、このまま育てても、いつ実がなるか分かりません。そこで、スペースを有効活用するためにも、キウイフルーツは別の鉢に移し、このスペースに別の植物を植えることにしました。
このスペースはグリーンカーテン仕立てができるので、つる性植物かつ家族からも好評だったブドウを植えることにしました。

ベランダの平面図。左上がキウイフルーツのスペース。

新しいバナナの品種選び

我が家のベランダではすでにブドウを育てていますので、その品種とは異なる特徴の品種を育ててみたいと思っています。

栽培中の品種:マスカット・ベリーA

今、育てているのはマスカット・ベリーAという品種です。耐病性が強く、かつ豊産性という特徴があり、初心者向きかと思い選定しました。とても育てやすく、とっってもおいしいのでお勧めの品種です!まずはこの品種の特徴をおさらいしたいと思います。

ぶどうの苗 品種:マスカットベリーA 4~5号ポット苗【品種で選べる果樹苗木/1個売り】学名:Muscat Bailey A/ブドウ科ブドウ属 耐寒性落葉つる性低木/原産地:日本/別名:ベーリーA●マスカットベリーAは、ワインや生食としても広く食べられてきた品種で、皮は厚いですが、果汁が多く、甘味と酸味のバランスが良く、濃厚な味が楽しめます。耐病性が強く、豊産で、栽培は比較的容易で、初心者にも育てやすいです。寒さや多湿に強く、日本の気候に適しているため、庭植えも可能です。自家受粉しますので、1本で実がつきます。【※落葉果樹ですので、晩秋から4月頃までは葉の無い状態での出荷となります。出荷タイミングにより、苗の大きさは多少大きくなったり小さくなったりしますが、生育に問題が無い苗を選んで出荷します。植物ですので多少の葉傷み等がある場合もございますが、あらかじめ、ご了承下さい】 amzn.to
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・果粒の色:黒紫色
・果粒の大きさ、形状:大粒 5~8 g、円形
・糖度:20度以上
・食べ方:皮をむいて食べる
・収穫期:9月中旬

ざっとこんな特徴です。ということで理想的な品種の特徴としては、果粒の色は紅色系か白色系で、収穫期はずらしたいので9月中旬以外が良いですね!また、糖度に関しては少し低い品種も良いかと思ってます。マスカットベリーAはすっごく甘くておいしいので、次の品種は方向性を変えて、甘さ控えめで、かつ皮をむく必要がなくそのままサクサク食べられる品種がいいかなと思っています。
自分で設定していてあれですが、なかなか条件が多いですね。そんな品種あるのでしょうか?品種選びは「ブドウ (NHK趣味の園芸12か月栽培ナビ(7))」に紹介されている品種から選びました。

候補その① シャインマスカット

まず見つけたのはブドウの代名詞とも言える品種であるシャインマスカット!特徴はこんな感じです。

・果粒の色:黄緑色
・果粒の大きさ、形状:巨大粒 12~14 g、楕円形
・糖度:20度以上
・食べ方:皮ごと食べる
・収穫期:8月上旬~下旬

糖度は高いものの、他の条件は合っています!あれ、さっそく決定かな、とも思ったのですが、1つだけ不満が。。。とてもメジャーな品種である、ということです。せっかく自宅で育てるので、変わった品種を育てたい、という気持ちがあります。ということで、ひとまず保留!

候補その② ピッテロ・ビアンコ

次の品種はピッテロ・ビアンコという品種。別名レディーフィンガー。特徴は・・・?

・果粒の色:黄緑色~黄白色
・果粒の大きさ、形状:大粒 6~7 g、先尖まがたま形
・糖度:15~16度
・食べ方:皮ごと食べる
・収穫期:9月下旬~10月上旬

全ての特徴が希望通りの品種を見つけました!甘さ控えめのパリパリ食感、そしてめずらしい形状でなんとも家庭菜園ごころをくすぐる品種ではないでしょうか!収穫期もマスカット・ベリーAとはずれています。
もう完璧!これに決めた!と思い、育て方を詳しく調べてみたところ、ちょっと心配事が。。。この品種は、耐病性・耐寒性が低く、庭植は難しく、鉢植えで雨を避けて栽培することが推奨されていることが分かりました。
我が家ではベランダ栽培なのですが、雨は多少かかってしまいます。また、実際に栽培されている方のブログを見てみると、病気に苦労している記事もチラホラ。特徴は完璧なのですが、収穫できないと意味がありません。うーん、悩みましたが、ちょっと素人には厳しいか。。。野菜と違い、一回育てると数年必要なので、失敗してすぐ次、というわけにはいかないんですよね。

候補③ ゴールドフィンガー

候補②のピッテロ・ビアンコと別の品種を交配させた品種になります。ピッテロ・ビアンコが惜しいので、似た品種として選びました。

・果粒の色:黄白色
・果粒の大きさ、形状:大粒 6~8 g、弓形~先尖長楕円形
・糖度:18~22度
・食べ方:皮ごと食べる
・収穫期:8月下旬~下旬

こちらの品種は庭植も可能で耐病性もピッテロ・ビアンコよりも高いとのこと。多雨時に裂果が出ることもあるので、鉢植えで雨を避けた方が無難だそうです。
素人栽培なので、やはり耐病性があるのは安心ですね!糖度に関しては黄色になるまで熟すとかなり高く、鼈甲飴のように甘い、という記載も見つけました。ただ、上記のように糖度に幅があるので、完熟する前に食べれば爽やかな甘さではないのかと期待しています。ベランダ栽培では、その日に食べる分だけ粒ごとに収穫するので、熟すごとに変化していく味も楽しめるのも良いかも!と思いました。

ということで、品種は、、、ゴールドフィンガーに決定!次回の記事では実際に苗の入手と植え付けについて紹介したいと思います!

最後まで読んでもらい、ありがとうございます。次回は候補となった品種と実際に購入した苗木を紹介したいと思います!
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