映画 ブラック・クランズマン

スパイク・リー監督の映画『ブラック・クランズマン』。

リー監督は公民権運動期に育ったこともあって、有名な黒人目線の作品が多い。

この映画は、なぜ70年代のアメリカで分断が起きてしまったのか、そして、なぜ現在のアメリカ国内における分断に終止符が打たれないのかが非常にわかりやすく描かれている。

この映画は実話だけど、なんで当時のコロラドで黒人警官になる人が初だったんだろう、と考えた。

映画で映し出されている警察署内でも、人種差別が酷いからやっぱり黒人というだけで警官にはなれなかったのか。

映画のエンディングは近年に起きた暴動のニュースやトランプ前大統領の演説が映し出されている。

それを見たとき、50年前も今もそれほど変わってないなと思い知らされた。

今年はアメリカの大統領が変わって、多様性やマイノリティの解放を掲げているけどどうやって変わっていくんだろう。

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