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#24 ミロのヴィーナスの「ミロ」とは土地の名前って知ってた?

第4週 第3日(水)視覚芸術「ミロのヴィーナス」

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。

今日は視覚芸術「ミロのヴィーナス」です。

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本の要約

史上最も有名な彫刻のひとつ「ミロのヴィーナス」は、1820年にギリシアのメロス島(別名ミロ島)で地元の農民が発見したことから、そう呼ばれている。

像の高さは約2メートルで、ギリシアのパロス島産の大理石で作られている。彫られているのはギリシア神話の愛と美の女神アフロディーテで、ローマ神話ではヴィーナス(ウェヌス)と呼ばれていた。

もともと胴体についていたとされるりんごを持った腕の彫刻も見つかった。
神話ではトロイのパロスが、ヴィーナスをこの世で最も美しい女神と認め、黄金のリンゴを与えたとされている。

作者は目編んでる川沿いのアンティオキア出身のアレクサンドロスだと特定された。このアンティオキアは古典時代には存在せず、それより後のヘレニズム時代に建設された植民地。

現在ではパリのルーヴル美術館に展示されている。

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今回も多少関わる「アサシンクリードオデッセイ」

古代ギリシア近い歴史がどれだけ重要か本書を読むと痛感する。
ACオデッセイでもミロのヴィーナス出土の地ミロス島(本書ではメロス島と書かれている)が登場する。

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ただ、ゲーム内のミロス島では主人公の修行の地として少し登場するだけなのでそこまで重要な島として登場はしない。ただ、彫刻が出土した島を歩けるなんてロマンを感じる。隅々まで調べてないのでわからないがおそらく彫刻関係のことに関してはゲーム内では触れられていない。
もっと探索すればなにか出てくるかも。
ただゲームではスパルタとアテネの戦いを描いているので、ヘレニズム時代とは少し前の時代なため出土に関しては触れられていないのかも。

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ミロス島と彫刻の関係とは

ゲーム内の島は特に発展した島とは言えず、どっちかといえば田舎なイメージのある島だった。
そんな島にこのような立派な彫刻があるというのはどういった意味があるのだろう。

ミロス島は小豆島と姉妹島!

そんな神秘的な歴史的背景のあるミロス島だが、なんと日本の香川県近くにある小豆島と姉妹島になっている。
なんだか不思議なつながりがありますね。

歴史と美女も深いつながりがある気がする。

エジプト三大美女だったり、失楽園のカインの双子の妹ルルワだったり、ヴィーナスだったり、歴史上に美女はつきものだなぁと。結局昔から美女は重宝されるんだね。



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