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#1 アルファベット(Googleの親会社じゃないよ)

第1週 第1日(月)歴史「アルファベット」

初めとなるテーマは「アルファベット」です。
歴史といえば戦争とか、メソポタミアの文明みたいな時代の背景を説明する学校の教科書に載りそうなお題がくると思ってたのに。まさかの文字
1個めから王道を離れていって大丈夫なのか。初めてのらーめん屋に行ったらとりあえずおすすめか人気No1頼むだろうがよ。

そしてそんなところに歴史があるのだろうか…

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内容の要約

紀元前2000年ころの古代エジプトの伝令手段としてヒエログリフ(神聖文字)が用いられていた。しかしこれはめちゃくちゃ覚えるのが大変だったらしく奴隷の人たちに同じように伝えてもちんぷんかんぷんだっととさ。
そこで奴隷とコミュニケーションをとるためにヒエログリフ改(簡略版)を制作。これがアルファベットの語源と言われている。ヒエログリフ改は文字の数が数千個から数十個にまで減り、このおかげで爆発的に浸透していったとされている。

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旧ヒエログリフは次第に廃れていき、1799年にロゼッタ・ストーンが発見されるまで翻訳できなかったほど忘れ去られていた。

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文字を覚えた奴隷たちはやがて故郷に帰り、近東へそれが浸透していきヘブライ文字やアラビア文字などの様々な地域の文字体系の基礎となった。

一方、古代文明の一つを築いた海洋交易民族フェニキア人は、地中海沿岸で出会った人々にアルファベットを伝える。
ギリシア文字やラテン文字はフェニキア文字をもとにしたもの。現在の西洋言語は英語を含め、ほとんどがラテン文字を使っている。

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アルファベット=英語だと思ってた

アルファベットってそもそもA,B,C,D...のことを言うんですよね?
っておもてwikipediaを調べたら

ひとつひとつの文字が原則としてひとつの子音または母音という音素をあらわす表音文字の一種であり、また、それを伝統的な配列で並べたものをいう。

なるほど。つまりうちらがよく知っているABCはアルファベット様式の1種ということなんだね。あとローマ字=ラテン文字のことなんや。初めて知った。
そうなると日本語もアルファベットに入るということになるのでは??そういうことやよね?

突如現れるフェニキア人

ずっと古代エジプトの話をしてたのに最後に知らんやつ出てきたけど。
今回の一番の謎ポイント。
交易民族だからエジプト人とも交流があったのかな。
フェニキア人がわからんので調べてみた。

フェニキアとは古代の地中海東岸に位置した歴史的地域名。地中海をうまく貿易に活用して当時ブイブイ言わせていたのがフェニキア人。

ついでに対比として覚えたいのがアラム人でアラム人はラクダを活用してシリア砂漠などを隊商を組んで内陸交易を盛んに行っていた。

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古代エジプトとのつながりはwikipediaでもよくわからなかったのだが、地図上ではエジプトとフェニキア人の分布が近いことから、交易が行われていたことが伺える。もしくは方方から捉えた奴隷たちの故郷がフェニキアだったのかもしれない。

日本語の語源は…

そうなると我らが母国語の語源が気になってくるところだが、
これにはたくさんの諸説や論争が繰り広げられていて、確かなことは未だ解明されてないみたい。
名前だけなら誰でも知っている「空海」がひらがなを創作したという説もあるが、今回の雑学を知ってひらがなもアルファベットのルーツと何かしらの繋がりがあるとそう思わざるを得ませんね。


以上、月曜日の歴史でした。
本の中で紹介する知識が少ない分、足りない知識は自分で補填しないとダメなのが意外と大変。程々にしないと1個のテーマで何時間もさまよい続けることに。気をつけないと。

ワンピースのポーネグリフの元ネタってヒエログリフか!たぶんそうだよね。


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