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読書による気づき~「熟睡者」

「熟睡」。ある意味憧れる言葉でもあります。
私は常に眠りが浅く、朝までぐっすり眠れたことがあまりないからです。

それは体質だから仕方ない、全く眠れないわけではないからと長らく放置してきましたが中途覚醒や金縛りが多く、十数年程前からは薬を服用し金縛りを抑えることで大分眠れるようになったと実感していました。

ところが、徐々に家族からイビキの酷さを指摘されるようになり1年程前に検査したところ「睡眠時無呼吸症候群」の重症との判定がなされました。

肥満の人がなる病気であると間違った認識を持っていたため、まさかという思いでしたが、放置することは本当に危険であるということが分かり、今は睡眠時にCPAPを装着をしています。

そんな私に取って「睡眠」は大きな関心事であり、睡眠に関する様々な書籍を読む一環で今回「熟睡者」を手に取りました。

前置きが長くなりましたが、他の睡眠に関する本同様に、やはり本書においても、睡眠がいかに大事か、それは生きていく上で最優先にしなくてはならないと謳っています。

中でも次のフレーズが印象的でした。

私たちの体にとって睡眠とは、ベッドの中でまどろんでいる時間だけを指すのではなく、実は24時間労働なのだ。

熟睡者

そう、朝目を覚ましてから日中の行動が睡眠に大きな影響を与え、その睡眠の量と質によって起きている時のメンタルやパフォーマンスに大きな影響を与えるのです。

このことに私は大きく頷くと共にもっと早く気づくべきだったと後悔しました。
ただ、一方で今気づけたことにも感謝しています。
一生気づけず睡眠を疎かにした結果命を落とすことだってあるかもしれないので。

朝起きたら太陽の光を浴びる、寝る1時間半前に入浴、その後はリラックスしてスマホ断ちといった良い睡眠に向けた基本的な過ごし方から応用まで、読む人の立場によって睡眠についての気づきをより深く得られるのが本書です。

明日のハイパフォーマンスのために、そして豊かな人生を送るために…今日も「熟睡」を目指し行動します。





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