札沼線(学園都市線)に乗ってロイズタウンへ
北海道・札幌に行ってきました。
今回は乗り鉄ではなく別な目的があったのですが、JR札沼線にまだ乗ったことがないのと、2022年3月に「ロイズタウン駅」が開業したということで空いた時間に札幌から足を運んでみました。
札沼線は、元々札幌から石狩沼田を結んでいたのでそのような路線名となっていますが、新十津川駅から石狩沼田駅までの区間は1972年に、北海道医療大学駅から新十津川までの区間はつい最近ともいえる2020年にそれぞれ廃線となっています。
北海道医療大学駅までは大学があったり宅地化されていることで利用者が多いようで2012年に電化され、途中複線区間もあります。
因みに2020年に廃線となった北海道医療大学駅から先、終点の新十津川駅まで行く列車については晩年1日1往復しかなく、相当利用者が少なかったようですね。
さて、今回はロイズタウン駅を目指しますが、せっかくなのでその前に終点の北海道医療大学駅まで行ってみることにしました。
札幌駅からしばらく乗って高架線になっている新琴似駅までは宅地化された都市部を走る形ですがそれから先は一気に景色が変わり北海道らしい風景(私の感覚としてですが)に変わります。
札幌駅から約50分、終点の北海道医療大学駅に到着しました。
北海道医療大学駅はその名のとおり同名の大学が駅前にあります。
その5つ手前には「あいの里教育大駅」がありますが、ここは駅名と同じ大学があるのではなく、あいの里という場所に北海道教育大学があるということのようです。
複数の大学が沿線にあるこてから愛称を学園都市線としているのですね。
確かに石狩沼田まで行かなくなって50年も経っているので正式名称の札沼線より愛称の方がしっくりきます。
終点から折り返し、今度は新駅「ロイズタウン駅」を目指します。
チョコレートなどで有名なロイズふとみ工場の近くにできた駅です。
一面一線の無人駅ですが、駅前広場は造成中のようで至るところに柵がしてあります。
この駅から徒歩7分のところにロイズふと美工場と直売店があります。
列車が着いたら運良く無料送迎バスが待っていましたので行きはそれに乗っていくことにしました。
無料シャトルバスの乗客は私一人。ちょっと申し訳ない気もして下車する時に初老の運転手さんに、ありがとうございましたと一声掛けましたが特に返答はありませんでした。
さて、直売店はローズガーデンもあり綺麗で明るい雰囲気です。
やはり車で来る人が多いようで賑わっていました。
早速ソフトクリームを購入。濃厚でとても美味しかったです。
また、ここでしか買えないロイズ商品や限定の焼きたてパンなどもありました。
降っていた雨も止み、帰りは爽やかな風を感じながらロイズタウン駅まで歩いて向かいました。
2022年冬にはロイズふと美工場の見学施設もできる予定であり、駅前も綺麗に整備され魅力的なエリアになりそうです。
札幌駅からロイズタウン駅までは約30分。札幌観光の一つにロイズタウンを訪ねる札沼線の旅を組み入れてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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