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【ドバイ】ゴールド・スーク 

煌びやかな商店街

UAEのドバイでも、東側のオールドドバイには、「スーク」と呼ばれる市場があります。
その一つ、煌びやかで有名な昔ながらの伝統的マーケットのゴールド・スーク(Gold Souk)についてです。


アーケードのある通りを歩くと、左右に多数の商店が軒を連ね、目を引く煌びやかな金製品で溢れています。
ここ、ゴールド・スークはオールド ドバイと言われる旧市街の中、ドバイ・クリーク(Dubai Creek)のデイラ(Deira)地区側に位置しています。

ドバイのゴールドスークは、インド系やイラン系商人が1940年頃から金製品を取り扱う商店を開いたことが起源と言われています。
現在は300以上の小売業者で構成され、スーク内には約10トンもの金があると言われています。
世界最大の金の現物市場であり、まさに現物の金取引のメッカと言える場所です。


華やかなゴールドのジュエリーが並ぶ

フレンドリー?な接客も名物

因みに私たちがいつも泊まる宿もこの近くにあり、バフールやマブカラ、香水や香木を取扱っているスーク(市場)もゴールド・スークに隣接しているためドバイ滞在中は必ずショップの軒先を通っています。

今は、観光地化されているために、金の取引というよりも観光客相手に金のアクセサリーをつくったり、ダイヤモンドなどの宝石を散りばめたりしたものを販売しているように思います。
勿論、店構えも立派でとても敷居の高そうなショップも沢山ありますが…
中には、良く言えば「フレンドリー」、悪く言えば「客引き」のようなお店も沢山あり、その接客も名物の一つです。

コロナ禍で、ここ数年はゴールド・スークを訪れていませんが、毎年訪れていた中でも、時代の流れを感じてしまった出来事をご紹介します。
10年前は多くのショップの方(≒客引き)は、アジア系の観光客に”オカチマチー”(=東京の御徒町、日本人が耳にすると「えっ??」と立ち止まるため)と呼び込みを行っていました。
しかし、コロナ前、4年前に最後に訪問した時は、多くのショップの方は”ニーハオ、シェイシェイ”と呼びこんでいました。
中国経済・外交力が強くなってきたのか…それとも日本の経済・外交力が弱くなっているのか…
残念ながら日本語での接客は本当に少なくなってしまっていました。
それは、外貨両替にも表れています。
ドバイの経済は外国からの労働者によって支えられていますので、市内の至る所に外貨両替所があります。
10年前はドル・ユーロ・円のようにレート表示があったものの、こちらもレート表示に日本円は見つけられず…
冗談で”おしりも拭けない”なんて言ってましたが…何とも言えない悲しさがありました。

政府管理された金の価格

とはいえど、ゴールドスーク内の商品については、ドバイ政府によって厳しい管理がされているため、観光客は安心して商品を購入することができます。
ただし、露天商や脇道を入った怪しい店などでは偽物が売られているようなので、そのような場所では購入しないようにしてください。
フレンドリーな方々は後者側が多いのは言うまでもありませんが…
ショップにブルカを着た現地女性がいるかどうかは大きなポイントになります。
現地の女性は金を買い慣れており、ショップのお店の前にボディーガード兼荷物持ちの、御付の男性が何人もいる場合がほとんどです。
彼女達に支持されている店は優良店の可能性が高いと言われています。

ドバイに行ったらぜひ、ゴールドスークでの買い物を楽しんでください!

▼こちらもご覧ください

ドバイ経済・観光局ウェブサイト


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