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1-11.H11.11:11

昨日、2023年2月26日で一風変わったお百度参りを始めて1年が経ちました。その事は、Blogに書きました。

そのこぼれ話と言いますか、数字遊びと佃島で出会ったマダムとの会話を少しだけ書き残しておきます。

佃島の『住吉神社』へ行く前に、いつも参拝している地元の神社へ向かいました。ふと電柱を見ると「あっ、1丁目11番地。1・・・11か」と。神社にもよりますが、お賽銭は”11”を意識することが多いので、「おっ」と。無事に参拝をし、電車で佃島最寄りの日比谷線の築地駅へ。「あっ、築地駅ってH11だった」と。ここで、”1”が続いていることに気づきました。

お尻の時間が決まっていたので、滞在時間は1時間ちょっと。日比谷線の築地駅から佃島へ向かい、無事に『住吉神社』参拝を終え、時間を確認し、佃公園の隅っこにある喫煙所を目指しました。住吉小橋付近でも撮影を続けていると、一人のマダムと目が合い、挨拶を交わしました。「素敵なマダムだな〜」と後ろ姿を撮ろうと構えていたら、クルッと振り向いてこちらへ向かってきました。「えっ!」と思った瞬間・・・

マダム:「あの佃大橋が出来る前は渡し舟だったのよ〜」
私:「そうですよね・・」

マダム:「懐かしいわ〜」
私:「今日、あの橋を歩いて佃島にきました」

マダム:「あら、そう!昔ね、デートの帰りに渡し船で帰ってきたの」
私:「お〜〜、いいですね〜デート」

マダム:「昔の話よ、大昔の(笑)」
私:「そんな、、に前じゃなですよね」

マダム:「私が若い頃よ、昔の話よ〜(笑)」
私:「でも、なんだか風情がありますね!」

マダム:「(笑)今は門前仲町から歩いてきたのよ」
私:「門前仲町から」

マダム:「そうそう。なんだか、あの橋を眺めていると昔をね・・・」
私:「素敵な思い出だったのですね」

マダム:「そんな、素敵な話じゃないわよ(笑)」
私:「・・・突然すみませんが写真を撮らせてもらってもいいですか?」

マダム:「こんなおばあちゃんを撮っても面白くないでしょ」
私:「いえいえ、是非」

マダム:「嫌だわ、恥ずかしい(笑)」
私:「そうですよね(苦笑)すみません、突然」

マダム:「いいのよ(笑)」
私:「では、後ろ姿だけでも撮らせて頂いますので」

マダム:「あはは(笑)なんだか突然こんな話をしてしまって、ごめんね」
私:「いえいえ!貴重な素敵な話を聞けて光栄です。有難うございました」

マダム:「じゃあ、楽しんでね」
私:「はい、有難うございます」

その直後、シャッターを切りました。

佃島にて〜X-T4 / NOKTON 35mm F1.2

品のある、素敵なマダムでした。マダムと思い出の川と佃大橋。佃大橋が開通したのは、1964年、昭和39年・・・東京オリンピックの年。その頃、マダムが幾つだったのかは分かりませんが、貴重で素敵な話に、ほっこりしました。

中央大橋のたもとで、小さすぎる春も。

中央大橋たもとにて〜X-T4 / NOKTON 35mm F1.2

これまた・・・ほっこりしました。芽吹きの季節は花粉症には辛いですが、なんだか、言葉には言い表せない強さを感じます。

マダムに会う前の喫煙所で撮った1枚。

佃公園の喫煙所にて〜X-T4 / NOKTON 35mm F1.2

タイトルも”数字”なので、ちょっと余談を。

この写真には数字が隠れています。パッと見て「Xが2つで20!」と感じた方は感度が高めです。「Xが・・・2つで44?」と感じた方は、さらに感度が高めです。

ローマ数字の『X』は『10』です。ギリシャ文字の『X』は『22』です。ギリシャ文字は、ウイルス騒動で馴染みがある文字です。どちらでも受け止められる『X』は、あらゆる所で”暗号”として多用されています。

数字・・・文字・・・これからも注視していってください。

来年の大きなお祭りのピクトグラム。

”鏡写し”や、『X』が多様されています。

パリ・オリンピック‥。

偶然にも中央大橋にある、あの銅像・・・『パリのメッセンジャー』。

中央大橋にて〜X-T4 / NOKTON 35mm F1.2

ここで”パリ”が繋がり、この像の作者、オシップ・ザッキンはロシア出身の彫刻家です。ぞくっとしました。是非、上記のリンクをチェックしてみてください。

一風変わったお百度参りを始めたキッカケは、ウとロの・・・今の奇妙な争いです。それが佃島付近で繋がる感覚・・・。ぞくっとします。

そして今日、それ関連のBlogを書いて、「さて・・・Twitterに」と思って時計を見たら、11時11分でした。


数字というモノは・・・実に不思議なモノです。


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