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続・『吉田食堂』〜『瓢湖』〜『慈光寺』〜『鳥久』

『吉田食堂』〜『瓢湖』〜『慈光寺』〜『鳥久』の、つづきです。

その後、無事に『瓢湖』に到着。途中『お菓子処 菜菓亭 水原店』の誘惑にも負けず。

X-T4 / NOKTON 35mm F1.2

時刻は、14時18分。徐々に猛烈な暑さに・・・。「この時期、白鳥は居なく・・・」とle(Y倉くん)。ちょっと残念な気持ちになりましたが、さくっと散策をして『慈光寺』に向かう予定でしたので「またいつか」と思い湖面を眺めていると「あれ?あっちに白い鳥のが」。レンズを交換して、ズームをしてみると・・・

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

なんと、白鳥が!


※少しだけ加工ver. X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

leも驚いていましたが、湖畔で白鳥について、色々と説明をしている方の話を盗み聞きしたところ・・・”傷病で帰れない白鳥”とのことでした。なんとも感慨深い気持ちになりましたが・・・それが自然界なのですよね。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

阿賀野市のサイトを一応貼っておきます。

白鳥を目前にして、ちょっとだけテンションが上がっていたら「あの〜、今調べたのですが、慈光寺が16時30分で門が・・・」とle。「移動時間を考えると・・・」と再びle。『吉田食堂』の近くに駐車したことを考えると、もう移動の時間が。一瞬迷いましたが、『瓢湖』は、あくまでもイレギュラーのオマケ、今日の本丸は『慈光寺』、「よし、移動しよう」とleに伝えると「では、〇〇さん達は、ここに居てください!俺が車を取ってきますので!」とle。・・・優しいle。待っている間に白鳥を。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

15時、leと再び合流して『慈光寺』へ向かいました。約30分で『慈光寺』に到着。・・・間に合いました。

・・・まずは本堂へ。

参道の杉並木は・・・圧巻でした。と、言いますか、かなり驚きました。岐阜の『恵那神社』程ではないですが、それに匹敵するような大きな杉が、これでもかっっと並んでいました。

その前に、ちょっと触れたいことが・・・。『瓢湖』から『慈光寺』までの道中、大きな銀杏の木が沢山。阿賀野市の隣、五泉市は銀杏の里として有名とのことでした。

五泉市蛭野地区は県内有数のギンナンの産地。地域一帯には、樹齢200年~600年のイチョウの木が100本以上立ち並び、ギンナンの収穫も終わる11月中旬~下旬には、集落は黄金色に色づいた黄葉に包まれます。霊峰白山の山並みや稲刈り跡の田園風景と調和された黄葉が楽しめます。

にいがた観光ナビより

切畑地区には『乳銀杏』という大銀杏があり、樹齢は・・・なんと、1,200年以上

1,200年は、凄いです。


話を『慈光寺』に戻します。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

静まりかえった境内・・・凄く良い雰囲気なのですが・・・全身を攻撃してくる・・・大量の蚊。AFで撮影していると、レンズに蚊が付いてしまい、ピントが合わない程、夏・・・していました(苦笑)。(急いで、虫除けスプレーを塗ったのは言わずもがなです)

裏に、天狗関連の神社があると聞き・・・

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

・・・行ってみました。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

立派な天狗様。天狗と聞くと・・・あれこれ考えてしまいますが・・・。ある方が詳細をnoteに書かれていましたので、興味がある方は、是非そちらも読んでみてください。

(一社)五泉市観光協会のサイトには・・・さらに興味深い話が・・・

いたずら者の天狗だったが、慈光寺を建立した時は大変役に立った。天狗の手形がどこかに残っているそうです。ぜひ、探してみて下さい。

(一社)五泉市観光協会 より

”天狗の手形”・・・


うふふな感じです。鼻が高くて、身長も高く・・・さて、”天狗”とは?

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

軽い気持ちで階段を登って行くと・・・想像の倍、ありました(苦笑)。既に、この時点で、全身びっしょり。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

・・・『慈戒堂(天狗堂)』が見えてきましたが、独特の空気感。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

こちらも・・・無事に参拝。確かに、天狗が居ても違和感が無い空間。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3


・・・16時少し前に境内を後にしました。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

『慈光寺』・・・是非またゆっくり(蚊の居ない季節に)訪れたいです。


夕食は新潟市秋葉区新津の『鳥久』。時間の縛りから一旦解放されたので、参道の杉並木を、じっくりと撮影することにしました。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

杉並木だけでなく、小川も綺麗でした。シャッターを切る度に「本当に良いところだな〜」と。街からの距離を考えても・・・さくっと車で来られて、こんな素晴らしいところがある。本当に羨ましい限りです。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

不動尊も。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

落雷の影響でしょうか・・・こんな光景も。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

振り返ると、異様な杉が・・・。何かで締め付けられたような・・・。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3
※少しだけ加工ver. X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

この模様は、大蛇が巻き付いたと言われているそうです。そんな『慈光寺』には・・・

大蛇伝説が・・・


何処に行っても・・・対話を続けるle。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

RICOH CX4で撮影を続ける、Yさん(耳の虫除け防止対策が完璧)。この1枚からも、杉の大きさが分かると思います。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

調子に乗って、3人で記念撮影。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

そして・・・本堂へ向かう途中に気になった、この杉。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

の、この部分。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

可能な限り寄ってみると・・・

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

この星のモノとは思えない・・・。

こちらは有名な龍神杉と言われていたことに、後で気付きました。龍神が宿っていると言われ、眺めたり拝んだりする方が多いとか。行きに発見した時は、鳥肌モノでした。もう少し明るめに設定して撮影した1枚が、こちらです。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

やはり・・・この星のモノとは思えない・・・。苔の質感も凄いです。

再び、折れてしまった杉も発見。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

こちらも落雷の影響でしょうか・・・。それとも・・・天狗?

・・・な〜んつって。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

綺麗な光景と同時に、異界と言いますか・・・不思議な温度も感じていました。そんな時、杉の表皮が剥がれている箇所が目に飛び込み・・・。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

ここでも、不思議なことが起きました。私は、直感で「ん?マリア様?」と思ってシャッターを切り、この写真を後でleに見せたら「マリア像ですか?」と普通に答えてきました。・・・鳥肌モノでした(苦笑)。

表皮や根元を意識するようになった時・・・根元部分の色に違和感が・・・。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

杉並木を引いた撮った1枚を見て、ピンっときました。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3

「もしかしたら、地下水を・・・吸い上げている?」と。専門家ではないので詳しいことは分かりませんが、杉の大木が、ゴクゴクと地表から染み込んだ水を飲んでいるように見えました。

X-T4 / TAMRON 18-300mm F3.5-6.3


ここからの6枚は、YさんがRICOH CX4で撮影した写真を。

撮影中の私。

慈光寺。

もちろん木とも対話をするle。

ヒカリ・・・。

杉並木。

そして、最後の1枚は、Yさんのベストショット(笑)。

RICOH CX4 〜Photo by Yさん


駐車場に戻り、私が一服している間に、Yさんはトイレに。戻ってきたYさんが開口一番「・・・細くて大きい蛇が」と。話を聞くと、女子トイレの入り口に、縄のような物を見つけ(Yさんは視力が)、近づくと・・・パッか〜んと口を開く蛇だと気付いたのですが、動かなかったので「あ、死んでいるのか」と中に。トイレから出てきて、確認したら姿が無く・・・生きていたと分かり、ゾッとしたと・・・。尻尾部分でトグロを巻いた状態で、1m50cm以上はあったと。と、言うことは、2mくらいの細い蛇だった・・・。

大蛇伝説の残る『慈光寺』で・・・うふふな感じです(笑)。



ん〜〜〜、また長文になってしまいました。

『瓢湖』と『慈光寺』はクリアー出来たのですが、新津の『鳥久』まで辿り着けず。

やはり・・・魅力的すぎる・・・新潟県が、恐ろしいです。


〜つづく




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