見出し画像

映画「セガvs.任天堂/Console Wars」が本日(12/4)の12時から「U-NEXT Original」 で配信開始

ゲーム好きならこの構図を見て、ニヤッとする人も多いのでは?
U-NEXT様の好意で、先行試写会という形で見させていただいたので、簡単ではありますがレポートさせていただければと思います!

ネタバレにならないように気を付けますが、気になる方は見てからの方が安全かもしれません!

ストーリー

アメリカでは、アタリ社が「PONG」などのゲームをヒットさせて、テレビゲームという概念はアメリカのみならず、世界中に広まりつつありました。
しかし、日本で「アタリショック」と呼ばれる家庭用ゲーム機市場の崩壊が起き、テレビゲーム市場自体が壊滅的な状態に。
その中で、任天堂は海外版のファミコン「Nintendo Entertainment System(以下、NES)」をリリースして、爆発的な人気を得ることになりました。
NESの牙城に対して、セガは海外版のメガドライブ「ジェネシス」を武器に真っ向からぶつかるが…

画像2

見所

今もゲーム業界のトップ企業である任天堂とセガ、この企業のドロドロとした部分を、過去とはいえここまで見せてしまっていいのか!?というのが率直な感想。
引き抜きや妨害など、スパイ的な存在が至るところに存在し、タイトルのConsole Warsからもわかるように、戦争と呼べるようなものになっている。
特に王者任天堂が、最初は泰然自若としていたのが、徐々にセガを敵と認識して全面戦争になっていく過程は見ていて大変面白かった。
特にソニックが発売されてからの展開は必見です!
映画内で軽く触れられている、ソニーとセガの共同ハードが成立していたら、また違う展開が待っていたのでしょうね…

単純にドキュメンタリーとして面白い!

元々ドキュメンタリーが好きなのもあると思いますが、単純にドキュメンタリーとして楽しめました!
ただ単純に、当時の人たちの声を聞いていくだけではなく、コミカルに描かれているのでのんびり楽しむことができます。
実写と、当時のゲーム画面を彷彿とさせる、ドット絵の表現が入り混じってるのも面白いですね。

当時の映像が色々差し込まれているのですが、NESの在庫を探して走り回る親や、プレゼントされて狂ったように喜ぶ子供、今と変わらないんだなぁ、と思ってニヤニヤしてしまいました。

最後、登場人物がそれぞれ出てくるのですが、みんな素敵な笑顔でよかったです。
基本的にセガ目線で語られるドキュメンタリーですが、ソニー目線のとかもちょっと見てみたかったかも…笑

画像3

視聴はU-NEXTで!

スクリーンショット 2020-12-04 12.31.51

余談:ハードの販売台数を調べてみた

ふと、気になってゲームのハードの販売台数を調べてみたのですが、メガドライブって3000万台も売れていたのですね。
日本では300万台くらいだったようですが、映画の中でも触れられていたジェネシスとしての人気が、この販売台数からもわかります。
(個人的に大好きだったハード、ドリームキャストはやはり苦戦して1000万台に留まっています…シーマンまたやりたいな…)

ソニー:PlayStation 2(1億5500万台)
任天堂:ニンテンドーDSシリーズ(1億5402万台)
任天堂:ゲームボーイ/ゲームボーイカラー(1億1,869万台)
ソニー:PlayStation 4(1億1,350万台)
ソニー:PlayStation(1億240万台)
任天堂:Wii(1億163万台)
ソニー:PlayStation 3(8,740万台)
マイクロソフト:Xbox 360(8,580万台)
任天堂:ゲームボーイアドバンスシリーズ(8,151万台)
ソニー:PlayStation Portable(7,640万台)
任天堂:ニンテンドー3DSシリーズ(7,594万台)
任天堂:Nintendo Switch(6,830万台)
任天堂:ファミリーコンピュータ(6,191万台)
任天堂:スーパーファミコン(4,910万台)
マイクロソフト:Xbox One(4,590万台) 
任天堂:ゲーム&ウオッチ(4,340万台)
任天堂:NINTENDO64(3,293万台)
セガ:メガドライブ(3,075万台)
アタリ:Atari 2600(3,000万台)
マイクロソフト:Xbox(2,400万台)
任天堂:ニンテンドーゲームキューブ(2,174万台)
ソニー:PlayStation Vita(1,610万台)
任天堂:ニンテンドー2DSシリーズ(1,479万台)
任天堂:Wii U(1,356万台)
セガ:セガ・マスターシステム(1,310万台)
セガ:ゲームギア(1,100万台)
セガ:ドリームキャスト(1,060万台)
NEC:PCエンジン(1,000万台)
セガ:セガサターン(950万台)
任天堂:Nintendo Switch Lite(882万台)
出典:Wikipedia[最も売れたゲーム機の一覧]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%80%E3%82%82%E5%A3%B2%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E6%A9%9F%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?