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【転職後、すぐに成果を出すために】スラムダンク 桜木花道から学ぶアンラーニング

みなさん、こんにちは or こんばんは。ふなっちです。

今日はタイトルの通り、アンラーニングについて書きます。このアンラーニングですが、人事の方や転職者の方、ベンチャー企業の方なんかには馴染みのある言葉かと思います。そのアンラーニングを、スラムダンクに沿って説明していこうと思います。

■桜木花道とは

スラムダンクは夏のインターハイ予選を舞台に描かれたバスケットボール漫画で、その物語の主人公。中学生時代は不良少年だった主人公 桜木花道が、ひょんなことからバスケットボールにのめり込んでいき、素人である桜木が秘められた才能を努力とともに開花させていきます。

■アンラーニングとは

Googleで検索すると多くの記事がヒットしますが、いわゆる”学びほぐし”と言われています。これまでの経験や価値観などを意識的に捨て、新たな手法や考え方を学び直すというものです。

このアンラーニングですが、口で言うのは簡単である反面、実行するのは思った以上に難しく、一度染み付いた考え方や価値観はそう簡単に捨て去ることはできません。それでも大事であるとされるのは、過去の価値観をアンラーニングすることで、新たな知識や考え方をよりインプットしやすい状態にし改善を繰り返すことで、大きく成長することができると言われているためです。

■桜木花道のアンラーニング

作中、多くの場面でこのアンラーニングがあったと思います。印象的なものは、インターハイ本戦直前に習得したゴール下シュートの練習シーンです。

当時、シュートが苦手だった桜木は、インターハイ本戦までの短期間でそれを習得するよう、監督の安西先生から命じられます。他の選手が遠征合宿に行く間もひたむきにシュート練習に打ち込むのですが、安西先生はそのシュートフォームをビデオ撮影するよう指示します。

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撮影されたビデオを見て桜木は「こんなのはオレじゃねぇ…」と衝撃を受けますが、それでも少しずつ自分を受け入れ、課せられた二万本のシュート練習を重ねるごとに正しいフォームを身につけていきます。最終的にこの2万本のシュート練習をやり遂げ、作品最大の敵 山王工業戦では彼のブザービーターによって試合を勝利へと導くのです。

このとき、安西先生も以下のように述べています。

下手糞の 上級者への道のりは 己(おの)が下手さを 知りて一歩目

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安西先生は桜木の性格を見抜いており、まずは自分を受け入れることから始めたのでしょう。その結果、桜木自身も真摯に受け止め、成長したい一心でシュート練習に打ち込み、やり遂げたと言えるのではないでしょうか。

■最後に

私自身も転職したとき、当時の上司からアンラーニングのことを口酸っぱく言われました。当時は「過去の経験を織り交ぜて成果を出してやろう」くらいに思っていたのですが、今思えば過去の経験から固執した考えになっていたり、その経験だけを頼りに新たな知識やスキルをインプットできずにいたりと、今思えばそれが足かせになっていたなと思います。

転職したばかりで、思うような成果が出ない方は、ぜひアンラーニングを意識して日々の行動を振り返ってみてはいかがでしょうか。

投げ銭制にしてみました。もし何かしら参考になることがあれば、よろしくお願いします。

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