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ぐっときた言葉・小説

日々は、決して晴れた日の川面のようにきらきらと光ってはいなかった。
それでも自分の人生は、小さなことで笑い、そのかわりに小さなことでも泣いている、平凡で緩やかな川だった。


道尾秀介
龍神の雨より

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