里の実

ゆったり生きることにした 50代独身女が 呟いたり写真撮ったり なんか作ったり 売ったりしてます。 作品はこちら ↓ https://www.creema.jp/creator/2846874/item/onsale @Creema_jp

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五行の詩

愛することや 愛されることに 努力なんか 要らなかった 幼き日を想う

    • YouTube・鳥さんたち

      • ぐっときた詩

        雲よ 雲がゆく おれもゆく アジアのうちにどこか さびしくてにぎやかで 馬車も食堂も 景色も泥くさいが ゆったりとしたところはないか どっしりした男が 五六人 おおきな手をひろげて 話をする そんなところはないか 雲よ むろんおれは貧乏だが いいじゃないか つれてゆけよ 谷川雁

        • 五行の詩

          バスを降りたら 田舎の夜 星空の下 カエルの鳴き声と 実家まで

          五行の詩

          本が3冊と CD2枚で 55円だった日 980円のラーメン 食べて帰る

          五行の詩

          ぐっときた詩

          旅上 ふらんすへ行きたしと思へども ふらんすはあまりにも遠し せめては新しき背広をきて きままなる旅にいでてみん。 汽車が山道をゆくとき みづいろの窓によりかかりて われひとりうれしきことを思はむ 五月の朝のしののめ うら若草のもえいづる心まかせに。 萩原朔太郎

          ぐっときた詩

          電線のない空

          電線のない空

          ぐっときた詩

          女西洋人 どこの国の人だろうなあ あの人はいいことをしたんだがなあ なんであんなに赧い顔なんぞするんだろうなあ 汽車のがらす窓はずいぶんと重いんだし あのおばあさんはその締め方を知らないんだものなあ それを見かねてつい締めてやっただけのことだものなあ なんであんなに顔の下の方から赧くなんぞなるんだろうなあ もうずっと上の方まで顔いちめんにまっかだがなあ 親切をしてやったことがあの人には恥かしいのかなあ それともおばあさんがなんぼやっても駄目だったことが あんまり造作もなくそ

          ぐっときた詩

          電線のない空

          電線のない空

          五行の詩

          防寒着 羽織って ショッピング 汗だくの私と 半袖の店員さん

          電線のない空

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          美味しかった

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          読んできた童話

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          旅先の秋

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          ぐっときた詩

          わかれ あなたは黒髪をむすんで やさしい日本のきものを着ていた あなたはわたしの膝の上に その大きな眼を花のようにひらき またしずかに閉じた あなたのやさしいからだを わたしは両手に高くさしあげた あなたはあなたのからだの悲しい重量を知っていますか それはわたしの両手をつたって したたりのようにひびいてきたのです 両手をさしのべ眼をつむって わたしはその沁みてゆくのを聞いていたのです したたりのように沁みてゆくのを 中野 重治

          ぐっときた詩