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アニメも見ずに、ライトノベルを書いていた。

note公式の企画、「#404美術館」にエントリーしたものが採用されていて、びっくり。こんな辺境の地のnoteでも、見つけてくれるんだなあ…と感動しました。ありがとうございます。

この企画、かなりの数が投稿されているんですよね。
そのなかでの1/10は光栄としか言いようがありません。
さすがに二連続採用はないかなと思うのですが、眠らせてる写真、いろいろあるのでつぎもまたにぎやかしに投稿したいなと思います。

さて本題、近況です。タイトルの通りです。
つぎにわたしのほしい1/Xはライトノベルの新人賞です。

「やばい! 席が奪われる!」と思ったあなた。
安心してください。投稿した経験もまともに一作仕上げた経験もありません。
ずぶの、ずぶずぶずぶずぶの素人です。

Huluの劇場版『名探偵コナン』の見放題期間が終了しようとしているのに、
せっかくNetflixに登録したばかりだというのに、
とにかくiPadに向かってああでもないこうでもないと文章を書いています。

そうiPadなんです。パソコンじゃないんです。
このnoteもiPadで書いてます。

ライトノベルに限らず、なにかの文学賞的なやつに応募しようと思った平凡なとりたてて機械に詳しいわけでもないiPadユーザーのみなさんにまだなにひとつ(作品の完成・投稿すら)成し遂げてはいないが応募要項くらいはあれこれ読んだ先輩としてアドバイスをします。

予言します。
あなたはまず Word iPad やり方 無料 とかで
検索するはめになります。

なんかもう、文章を書く書かない以前の段階で詰むんですね、これが。
まあ結論から言うと、Wordはないものとして進めていくしかないです。

さて。

世の中にはいくつものライトノベル(以下ラノベ)の新人賞がありますが、だいたい一次選考で1/10ほどに絞られます。
#404美術館のくだりの1 /10は「10のうちのひとつ」という意味で使いましたが
この1/10は10分の1、すなわち10パーセントです。

めっちゃめちゃ正直に言うと書き上げる前からいやむしろ書く自分をイメージしている段階からすべてのラノベ投稿しようかなって思う人が大なり小なりそう思ってる通りワンチャン受賞しないかなと思いつつ書いているわけですが、
投稿したことがないということはもちろん、
正直テーマも昨今の流行りとは違うし許されるのか許されないのか微妙なラインなんじゃないかと思うので、まあ実際のところは落ちるよなこれと思いながら書くのはなんともしんどいものですが、

それでもその10パーセント、すなわち一次通過はしたいなと思って書いてます。
まぁロクにフィクションを書いたこともないままで10パーセントにたどり着けたなら誇っていいだろうって。

しかし辛いのが、いままでなにかの企業に送りつけた企画・文章が通った率が企画と文章で1/1と1/1、つまり2/2、100パーセントであるという事実。
企画が通ったあとは、文章にして印刷もされています。
どちらも旅行関係です。

また、あまり送らないからというのもあるかもしれませんが、はがきを書いて送るタイプの懸賞の当選率も体感4割以上はおそらくあり、倍率の低い商品に送ったからという可能性も十分にあるだろうものの、「この人に商品あげたい!」というはがきが書けているのだろうと思っています。
(ちなみに、運は良いほうではないと思っています)

つまりおそらくはこのいまカチカチ作ってるラノベを新人賞に送ってしまうと、
いやそんなことは書き上げてから考えろよって感じなんですがまあ素人の戯言なんで大目に見ていただきますとして、
不敗神話の崩壊は免れない
ということが大問題なのです。

思いついた文章をスラスラスラリーと書いて書式もクソもないメモ帳で作成した文章をメールにコピペしてペペイッと送りつけ(そして忘れた頃に商品を獲得し)たあの頃の自分に戻りたい。

あの頃の自分も大人だったが、
大人が深まれば深まるほど、大人として保守的になっていく自分がいる。
ああ〜情けない!

そしてわたくし、傾向と対策を練る…!
練りはするが、実行に移すとは言っていない…!
つまり…ラノベを書き上げるのは10年後でも20年後となる可能性もある…!
・・というくらいには下調べを念入りにする性格なのもあり(カイジ語)、
ひとまずのあれこれ、つまり応募してる先輩方のブログとか、
受賞した作品とか、実際に選考に送って落ちた作品とかを読みました。

そして思ったのが、(まぁ当然なんですが)レーベルによって違いがある、
んでもって、意外と…文章の巧さは「書けらぁ!(むしろ書けねぇ)」って感じなのもあるんだな、ということ。

けしてディスってるわけではありません。
あ、やっぱりそのぶんアイディア勝負ってのはほんとなんだなと思いました。ということです。尖ってるんですよね。確かに。賞によっては、そつなくきれいにまとまっている作品のほうが下位の賞を獲っていたりもする。個人的には、そのあたりにある作品のほうに好きだなと感じるものが多かったのですが、「ああ〜そういうことなのかぁ〜」って思い知らされました。

しかし、「書けらぁ!」と思った文章も
応募時からは改稿がなされているはずで、プロの目を通っているはずです。
でも、いち読者として正直に言うと、読みづらかったです。

でも、このnoteしかり、twitterしかり、(過度な収益化をしていない)ブログしかり、ネットの海に漂うフィクションでもない、金を受け取って書かれたわけでもない、気合いを入れて書かれたわけでもない有象無象の文章に対して読みづらいなって思ったことはほとんどありません。ぱっと思い浮かぶものはなにひとつありません。

つまりどういうことなのか考えてみると、
小説の、それも長い長い文章を書く能力は、そうでない短い文章を書く能力とはまったくの別物である…ということなのでしょう。

浮かび上がってくるのは自分でいま「まあ、巧いとまでは思わないけど、話の筋はわかるな」と思いながら書いてある文章が「書けらぁ!」よりずっと意味不明な文字の羅列である可能性は多分にあるというかまあ、間違いなくそうなんだろうなぁという事実です。

んでも、一次落ちの作品とか読んでも、文章はなんやかんやみんな読みやすいんですよね。うーん謎です。


そして。

ちょっとネットの海に叫んでおきたいなって思ったのがネタ被りについて。

いろいろなかつての投稿作を読み漁る過程において…

いま書いてるのとエピローグのオチに使われるモチーフがまるっと同じ作品を見つけてしまったー! ということを。叫んでおきたかった。

ハッハァ…
いかにも女性が好きそうなモチーフだぜ…
しかも…およそ50あるなかからそいつを選ぶとはよう…
わたしもです。

まあ…話の中身全然違うし投稿することくらいは許して…許されて…いい? ありがと、ありがとね…(自己完結)。

(わたしってやっぱり)尖ってないんだなあ…と思い知らされました。

それでも尖ってないなりに「自分はこういうのが好きなんだ!」という
お前それ一般小説かライト文芸でやることだぞっていう要素はありますので、そのへんを大事にしながら完成にこぎつけたいと思います。

現在50,000文字をすこし越えたところ。
こつこつ書いてる人、いっしょにがんばりましょう。

そして、ここまで書いといて、書ききれず終了したらまた報告しますので、そのときは笑ってやってください。


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