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"辞める"という選択
#あの選択をしたから
私にも何か書けることがないかな、と思ってとりあえず今での人生をザッと振り返ってみました。
なにが書けるかなーって思った時に考えついたのは、この話。
自分にとっては大きな決断だったから、何か書けるんじゃないかな、って思って書き始めました✍️
ぜひ読んでください〜!
私は大学1年生の時にずっと憧れていた部活のマネージャーに挑戦した。
中高はプレイヤーとして部活をしていたので、初めての経験。
しかも、挑戦するのは今まで全く触れたことのなかったスポーツだ。
あの時は全てがキラキラして見えた。
部活もプレイヤーもマネージャーも、本当に全てがキラッキラ。
絶対に大変だと思うけど、これくらいキラキラしてみたいな、って思って部活に入った。
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入ってすぐはコロナだったからリモートがほとんどだった。
その時からミーティングの量はえげつなくて、入って1ヶ月で、あれ?もしかしたら選んだ道を間違えたかもしれない、、と思った。
憧れのマネージャー。
始まればきっと楽しいって言い聞かせて(そうするしかなくて)、部活が始まるのを楽しみにしていた。
部活が始まった。
聞いてはいたもののほぼ毎朝4時起き。
始発の電車に揺られて、6時前にグラウンドに到着。
4年生が来る前にグラウンドの整備をして、陽が昇るのと同じくらいに練習が始まる。
夏は涼しくて気持ちいけど、冬の寒さと言ったら、半端ない。
私はとても寒がりなので、足に貼るカイロ・手持ちカイロを常備し、部活に臨んでいた。
にも関わらず、足に霜焼けができるほどだった(笑)
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先輩や同期はいい人たちだったけど、あーーーーーーーーーー辛いな。
4年間続けるのかなぁ。
こんなことを毎日思いながら過ごしてた。
週1~2回ある休みが幸せで仕方なくて、部活に行く時はいつも憂鬱。
なら、辞めればいいじゃんって思うかもしれない。
しかし、私にとっての大きな壁は”辞める”という選択をすることだった。
今まで小学校から続けてきた習い事は、外的要因で辞めることはあったが、自ら”辞めたい”と言って辞めたことが1回もなかった。
習い事に限らず、始めたことはやり切る主義だから、”途中で投げ出すのがかっこ悪い”と思っていた自分もいた。
だから、辞めたくても、その1歩が踏み出せず、「続けたら何か変わるかもしれない」と思い込むようにしていた。
そんな時に私の背中を押してくれたのは祖母だった。
「〇〇ちゃん、部活辞めたら?今のあなたは全然楽しそうじゃない。毎日大変そう。その姿を見ているのも辛いわ。〇〇ちゃんには笑顔が1番だよ」
そう言ってくれた。
気づけば、朝4時に起きて、夜はバイトを生活する毎日。
高校生の時より10キロも痩せていた。
(高校生の時がピークだったこともあるが、笑)
そこで私は自分にとって初めての”辞める”という選択をすることを決意した。
まずはコーチやメンターの先輩に話し、たくさん面談した。自分の”辞める”という意思が固いことを伝え、辞めることが決まったら、同期に伝えた。
文字で書くとあっという間だが、2ヶ月くらいかけてこの話し合いをしたため、正直精神ボロボロだった。
そして迎えた部活を辞める日。
毎週行われる全体ミーティングの最初に、みんなの前に立ち、
部活を辞めること、そして、この先自分はこんなことを頑張ります
みたいな決意表明をして、教室を去った。
帰り道。
やり切った嬉し涙なのか、やり切れなかった悔し涙なのか分からないけど、とにかく涙が溢れた。
1人じゃこの想いをどうすることもできなくて、とりあえず泣きじゃくりながら友達に電話した。
なにが伝えたいのか分からないけど、”部活を辞めたんだ”ということを泣きながら伝えて、”よく頑張ったね”と言ってもらって、自分の気持ちはスッキリした。
こういう時にすぐに話を聞いてくれる人がいるって本当に素敵だと思う。
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って数えながら退会した(笑)
コロナがあったので、5月に入部し、辞めたのは12月。
1年も続けていないから、やっぱりもう少し頑張るべきだったかな?って思う時もある。他にも、同期が頑張っている姿を見ると、胸がギュッと締め付けられるようなこともあった。
でも、私にとって”辞める”という選択をしたことは自分にとっての大きな成長だったし、この選択のおかげで残りの大学生活は自分のやりたいことを優先してできている。
もし4年間続けていれば、なんて未だに考えるけど、きっとこれは間違いじゃない。
本当に辛い時は辞めてもいいんだ。
逃げてもいいんだ。
この選択肢が増えたことは大きい。
社会人になれば、時には”辞める”という選択をすることがあるかもしれない。だけど、これからも自分のペースで、自分を大切にしていきたいな。
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#あの選択をしたから
#部活
#辞めるという選択
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