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映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」

公開当時に気になってたまま見逃してた。マクドナルドは年に1〜2回、ビッグマックを食べるくらいかな。なんだっけ、レタスが入ってコショウ効かせたやつ、あれよく食べたなあ。28歳ころだな、確か。

マクドナルドで大成功した(マクドナルドを大成功させた、か?)男のサクセスストーリーかと思いきや、話は意外と複雑で、個人の野心と公の充実について考えさせられる内容だった。

その人の置かれた状況にもよるけど、目の前に現れた出来事からどのような連想や想像をするか、これがとても興味深い。バーガースタンドで待ち時間に苛立つだけの人もいれば、自分の人生を賭けちゃおうって決意する人もいる。

世の中には「チャンスをつかむのを恐れる人」というのがたくさんいるのだそうで、数少ない「恐れない人」がチャンスをつかみ、いろんなことを成し遂げていく。逆に言えば、何かを成し遂げる人とは「チャンスをつかむのを恐れない人」である。

チャンスをつかむことの何を恐れているのだろう。チャンスと引き換えに大切なものを失ってしまうと考えるからだろうか。何かをあきらめなければ何も手に入れることはできないのだろうか。

友を捨て事業を手に入れる。妻を捨て新しい妻を手に入れる。欲しいものは全部手に入れているかのように見えるが、なんでも欲しがってるわけじゃない。選択と集中ということか。

映画の冒頭、主人公が「どうしますか?」とたずねてくる。人生の岐路に立ったとき、俺はなんて答えるんだろう。そんなことを思った。

さて、昔ハマったレタスのやつ、これに似てるけど違う気がするな。いや、これな気もする。記憶はいい加減だ。成功に必要な執念ってやつには縁がないみたいだ。


世界のゴキゲンが増えるといいなって考えたりしゃべったり書いたりしてます。ありがとうございます。